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千石 ウナギ整骨院のお知らせ 2ページ目

永遠のテーマ

 高校生のときに戯れに書いていた小説モドキが出てきました。とうの昔に廃棄したものとばかり思っていたのですが,なぜか大学のレポートの束に紛れていました。これがまたとんでもない内容です。

 
 お昼休みにチョココロネを細い部分から食べていた高校2年生のシゲルは友人のサトシから普通はチョコが見える太い方から食べるものだと指摘され,口論の末殴り合いの喧嘩に発展する。それはやがてクラス中の乱闘に発展し,様子を見に来た他のクラスの連中までが参加。参加者の数人が先輩に助けを求め,後輩を呼び出し学校規模の騒動になる。止めに入ったものの突き飛ばされ怒った教員までもが拳をふるう。夜になっても止む気配のない騒動の中,参加していた1年生のカスミは顔に傷を負い,連絡を受けた地域の実力者の父親は怒り狂い舎弟を向かわせる。…数週間後,事態は世界規模にまで発展していき,その頃にはシゲルとサトシは仲直りをしており,自分たちが発端であったことなど露知らずに世界大戦の報道を他人事のように眺める。10年後,大人になった2人は未だ止まない大戦の中,日本を防衛する私設武装集団を指導するようになる。戦争に介入する中,2人はその大戦の真実を知ることとなる…

 
 タイトル「代理戦争」。そこそこ長く書かれています。しかもその頃は山田詠美さんの小説にドはまりしており,ちょうど『アニマルロジック』を読み終えたばかりだったせいか,こんな内容なのにところどころにエロティックな表現が使われています。勉強せずにこんなもの書いていたんです。お馬鹿になるわけです。

 ですが,小さな出来事が思いもよらぬ大事に発展し,発端となったものは自分が発端だとは思いもしない…そんなことは割とあるように思います。風が吹けば桶屋が儲かる,バタフライエフェクト,といった語があるのだから,珍しいことではないのでしょう。小さな姿勢の乱れが大きな不調の素になります。これはちょっと違いますね。

 さて,今月もあと一週間。大した梅雨にもならぬまま,いよいよ本格的な夏に突入していきます。最近また,天気の乱れで体調を崩す方が増えています。夜更かしを控える,しっかり食休みを取るなど,規則正しい生活をしたいところです。

チラシの減りが早すぎて

 このたびチラシを一新し,今の在庫が終わり次第変更することにしました。手抜きを疑われていても言い訳できないのですが,今まで当院の店頭チラシは二年前のオープン時に使われたものをデザイン,文言等ほとんどの要素をコピーして使っていました。これです。


 左のがオープン時,右のが今のです。ほとんど同じです。さすがに「NewOpen!」と書かれたものを撒き続けるわけにはいかなかったので院のPCに私が唯一マトモに使えるソフトであるイラストレーターを入れて似たようなものを作りました。なぜオリジナルにしなかったのかというと,私自身のセンスが壊滅的だからです。以前,当社の社長がパーソナリティをしていたラジオ番組の宣伝のためのポップを作ろうとなった際,私が作ったのは枠と文字だけのもので先輩たちを絶句させたことがあります。イラストレーター使って太枠と文字だけのものを作るとは,宝の持ち腐れもいいところです。
 
 実は私,副業(?)で知り合いの趣味であるオリジナルカードゲームの作成を手伝っています。毎日毎日イラストレーターをアホのように使っているうちに色々な良いデザインにも出会い,ちょっとだけ大丈夫な気がしてきたので調子に乗ってチラシを作り直してみようと思ったわけです。それに,現状のチラシはシンプルな出来のため情報量の不足が否めず,来週デビューする予定の営業で持っていくには不向き。で,今月に入ってからちょっとずつ作っていましたが…本日ようやく第一版が出来上がりました。もともと外観も内装も整骨院感が薄いものなので,チラシもそれに合わせてみました。開かないと何屋さんかすらわからないかもしれません。
 
 中身は内緒です。ぜひご来院の上,お取りになってみてください。きっと思うはずです。もったいぶった割に普通じゃないかと。

兵器としての自動車

 天にも上る乗り心地良さのせいで運転中であることも忘れてコンビニに突撃してしまうハプニングや,血圧が上がるからと好物のシャケを止められるあまりシャケへの思いが爆発して真似をしようと道路を逆に走ってしまったりと,一部の自動車の間違った使い方が一部の年代で大流行しています。

 そんな中、SNS上では「プリウスミサイル」「プリウスロケット」などという言葉がちらほら見られます。プリウスとは日本の自動車メーカーのトヨタ自動車が製造・販売するハイブリット車のことです。プリウスを含むすべての自動車はタイヤを高速回転させその際に起きる接地面との摩擦を利用して走行します。ニュートンの第三法則を利用して得た推進力で翔ぶミサイルとは根本的に違いますが、先端部分の装甲および搭載物をメインウェポンとし,攻撃対象への突撃による攻撃が主目的である点は一致しています。

…一致してないわ!!

 失礼しました。あまりによく言われるものだから麻痺していましたがプリウスは本来,人員や荷物の移動手段として作られた至って平和なものでした。しかも,台数が多いことで割合的にプリウスの事故が多くなってしまっただけでプリウスがダメなわけではありません。風評被害でしょう。では何が問題かとなります。悪いことが起こった場合,その原因や犯人を特定しないとほとんどの人は納得しません。

 何が問題か?論じる必要はないほど明らかですが,ここで一旦話をそらします。

 みなさんはマジンガーZをご存知でしょうか。日本人が誇る架空の巨大ロボットで,全身に武器が搭載された強力な兵器です。しかし我らのマジンガーが市民を傷つけることはありません。それはマジンガーが単体では動かず,悪を憎む兜甲児という青年が乗り込み「人の頭脳が加わる」ことで動くからです。なのでマジンガーの行動は兜甲児次第。甲児くん自身に力がなくとも,甲児くんが握るレバーの向きひとつでDr.ヘルが送り込んだ機械獣から街を守ることもできれば同じ武装で東京スカイツリーを一瞬で溶かすこともできるんです。作中では甲児くんがその力の意味を理解した人物だからマジンガーに乗ることを許されているという描写もあります。

 自動車も同じ。ハンドルの切り方や踏み込むペダルの間違いで罪のない親子や園児たちを殺してしまう兵器になってしまうことを理解して乗っている人がどれだけいるか。少なくとも,昨今多発する事故を起こした人たちは理解していなかったはずです。罪に問われるか否かは関係なく,彼らは過ぎた力を使い謝った殺人者であることに変わりなく,許されるべきではないでしょう。事故を起こしていないプリウスの方が多い以上,プリウスをミサイル呼ばわりして責任を投げて逃げてはいけません。ほとんどの場合は運転を誤った人が100%悪い,それを責めることに一切の容赦は要らない。そう言える風潮がないと,粗暴な運転も,疲れていたり眠かったりするのを押して運転する人もさせる人も,その被害に遭う人も減らないのではないでしょうか。

 整骨院のブログとは思えない感じで,また少々激しめの言葉を選んでしまいましたがお許しください。今回はこの辺で。

地域に根付くということ

 文京区では,区在住の60歳以上の方対象に月に一度,あん摩マッサージ指圧師さんによる40分500円のマッサージをするサービスが行われています。区の共同施設にマットを10台ほど用意した部屋で行われるそうです。着替え等の用意はないため,マッサージを受けやすい恰好で行く必要があります。で,今月は明日,文京総合福祉センターとシビックセンターで行われます。

 私のように一人で一つの院を運営していると自分のことをマッサージしてくれる人がいないため,勉強がてらこのイベントを利用したいと思ったわけです。ですが無理でした。先述の通り,文京区在住の60歳以上の方が対象でした。川口市在住の35歳は却下です。残念!

 こういった情報は患者さんとの世間話になるので,区報などの情報誌はなるべく読むようにしています。(マッサージサービスの件は患者さんに言われるまで知りませんでした…読み飛ばしてました。)

 2年目にして,地域になじむとはどういうことかが少しずつ分かってきたところです。
 
 え?終わり?はい,今日のブログはここまでです。前回のゴミ捨ての話といい,営業の件といい,最近真面目な話題が多くないかという指摘を受けました。私のブログ,いったい何を期待されているんだろう…。いつも真面目なんですがね。真面目に恐竜戦隊の話とかもしているわけで。今下書きしているものはプリウスミサイルの問題です。いたって真面目です。マジンガーZ出てきますが真面目です。本当は今日出したかったのですが,間に合いませんでした。他に思いつくことがなければ明日出します。プリウス。

小さなルールこそしっかり守る

 引っ越し先にはゴミ捨て場が綺麗なところを選ぶとよいと言う方がいます。そしてそれはゴミ捨て場の扱われ方がその地域の民度を表すからなのだそうです。日本ではほぼすべてのゴミにはその地域それぞれの捨て方が定められており,それに則った捨て方がされているところは住民がきちんとルールを理解し,周囲のことを考えているということです。逆にそうでないところは,ルールを破ることへの抵抗がない,もしくはそもそもルールを理解できない人が多いといえます。
 さて,こちらをご覧ください。
 

 実に残念な状態です。本日朝7時半,私が出勤した時間の当院前の集積所です。一つの袋が破けて中身が散乱していました。袋がやぶけた状態で出されたとも考えられず,恐らくカラスがつついたのでしょう。ですがそもそも,防護ネットをかぶせていればこうはならなかったでしょう。他のゴミに触れているネットを触るのに抵抗があったのかもしれませんが,生活の中身が見られかねないゴミ袋がぶちまけられる方が余程まずいだろうと思うのは私だけでしょうか。ちょっとここには書けそうにないものも入っています。カツオくんの0点の答案なんか可愛いものです。

 仕方がない。これは本当に仕方がない。私が放置すれば次の回収日までこの惨状が放置されることになります。そういう店だと思われます。これで被害を受けるのは当院です。なので掃除用具を手に正常化に乗り出します。とりあえず,袋の破れた部分を直して再び袋の状態に戻さねば…と思ったのもつかの間,中から次々に,分別に厳しい文京区の可燃ごみの日にあってはならないものが出てきます。袋の内容も一度減らしたいので,見える範囲で出してしまおう。
 

 潰すこともせずに袋にぶち込まれたペットボトルの数々。よくこのまま入れる気になったな。知ってますか?ペットボトルは潰して小さくできるんです。丁度次の資源ごみの日にまとめて出すつもりだった当院のペットボトル袋があったので,一度洗ってそちらに移動。よしよし,全部ではないが一見してわかる範囲の資源ごみは回収でき,随分とカサが減った袋はすんなりと閉まり…
 

 とりあえず,5分ほどの作業で正常化完了。実はまだもう一つ問題があり,2週間前から放置された粗大ごみがあるのですが,これはもう私の手が出せる範囲ではないので,今後もあまり長く居座るようなら自治体に相談です。
 ルールにもいくつか種類があり,守りやすいルールと守りにくいルールがあります。日頃の習慣と大きくかけ離れたルールはつい忘れてしまいがちです。転職をした,上司が変わったとかでルールも変わり,従来のやり方を直すように言われてもそう素直に従える柔軟な人はあまりいないかもしれません。それは私もよくわかります。ですがゴミ出し…え,これ難しいかな。どうなんだろ。あ,でもそういう地域から来た人なのかもしれないからあまり頭ごなしに否定しちゃいけないんですが…。

 それでもまぁ,ひとつ言えることは…人の振り見て我が振り直せ

ウナギの営業販売

仕事も恋愛も、待つだけじゃ良い結果は得られない!場合もあります。

 知人に「相手に告白させるまでこちらからは仕掛けない」と言っていた人がいましたが、そうして泳がせているうちに意中の相手は他の人との関係が先に成立してしまったのだそうです。そうなってしまっては後の祭り。もちろん、待つ側に徹してそれが有効に作用する場合もなくはないかもしれませんが、みすみすターゲットを逃すリスクを抱えることになります。知人は今回に限り戦略的待機に失敗しただけなので、次は無理にアタッカーに転じる必要はないと思いますが、次は早々に告る!と息巻いています。ご武運を。


 で、いきなり何の話かといいますと、当院、患者さん獲得策に外回りを加えてみようと思っています。こちらから動くわけです。店舗を構えて仕事をしている人は、その性質上「待つ側」の商売になりがちです。ネット販売もありますが、それでもお客さんが来てくれないことには始まらない。せいぜい押し売りが良いところ。当院の場合もそうで、患者さんがいない時間はただ小さいおじさんがウロウロしているだけの空間になります。チラシまきとか葉書出しとか「ただ今すぐできます」ボードを持って店先で待ち構える、くらいのことはやってきましたが、それでも伸び悩み感は否めません。

 で、つい先日あった会議で話にあがった、会社さんに営業に行くという案を実行してみようと思います。もともと長時間労働かつ休みが少ない上に昼休みをつぶすことになるのでいよいよブラック企業感が仕上がってきましたが、この働き方をスタッフに強いたりしなければセーフかなと。これでも教師の時よかマシです。(※ですがマネはしないでください。これは自分が院長だからできることです。私とて上司が一緒にいる職場でこれ言われたら労基へ2度目のダッシュをします。笑)

 幸い当院には会社さんで役職についている患者さんも多く、出向いてのお話しもしやすくなっています。営業の基礎も出来ていない私にとってこれは僥倖。心得もなくいきなり丸腰で突撃するほど身の程知らずなことはありません。むしろ悪いイメージを植え付けて帰ることになりかねません。多くの会社が営業部門へ配属する人物を吟味するのはこういう理由からです。私は一度営業マンの友人に一回ぶんの飲み代を授業料に手ほどを受けてから,難易度低めのとこからじわじわやっていこうと思います。

 なので近々,あなたの会社にも現れるかもしれません。その時は優しく対応してください。。ほんとに。。。

7月の千石院(診療日程のお知らせ)

まだ6月も半分残っていますが,7月のスケジュールをお伝えします。
こちらの通りです。

先日の記事でもお伝えした通り,7月から診療スケジュールに幾つかの変更点がございます。
・まず,水曜日を休診とさせていただきます。ですが31日は開いています。
・日曜は完全予約制から予約優先制に変わります。ご利用ください。
・土曜日は従来の14時までの診療に加え,以降を予約枠といたします。終わり次第閉めます。
・(8月ですが…)1日~3日の3日間,夏休みを頂戴して北海道に行ってきます。私,生まれて初めて本州を出ます。

おそらくはじめは,ご連絡が行き届かずに水曜にご来院になってくださった方に申し訳ないことになってしまうかもしれません。。
その際のフォローも何か思案中です。粗品とか。
だといって,知ってるのに敢えていらしてLINEで「せっかく来たのに閉まってんぞ。何してくれとんじゃ粗品よこせゴルァ。」と恐怖のメッセージを送りつけるのはご遠慮ください。ちびります。

では,これからも当院をよろしくお願いいたします。

【重要】大枠をいじる

7月から診療日および診療時間を変更します。
・ 日曜日 : 15時~18時 予約制   → 16時~19時 予約優先制
・ 水曜日 : 9時~20時 順番制    → 休診
・ 土曜日 : 9時~14時 順番制    → 9時~14時 順番制
                       15時~ 予約優先制
・ 祝祭日 : 9時~14時 順番制    → 9時~20時 順番制
 
 今日は暇です。本当に暇です。もう閉めようかと思うくらい暇です。たまにこういう日があります。売上が伸びているここ数カ月ですがやっぱりこういう日はあります。なのできっと月末までには帳尻があうはずです。合うように頑張ります。
…閉めようかな…

 冗談はさておき,
「土曜は混んでいる」→「日曜日の予約枠を利用しよう」
となって日曜日にも来ていただく流れが少しずつ出来てきています。
 
 最近は平日と比べて土曜は比較的混みやすい印象があります。お仕事の関係で平日になかなか来られない方が集中することや,はじめましての患者さん,自費での長時間治療をご希望の患者さんが多いことで,結果的に混んでしまう状況になりやすくなります。もちろん,私の手際が良くないのもありますが…。また,来院間隔が月単位で空いてしまい毎度のように初診料がかかってしまう患者さんの多くが「日曜にやってくれていれば来られるのに」とおっしゃいます。
 
 どうやら日曜の需要は多いようです…現状でそのまま日曜診療を始めることはすなわちお休みがほとんど消滅することになるわけですが,やってみることで見えてくることもあろうと思い,お昼過ぎからの予約優先制ではありますが開けてみているわけです。半分実験みたいなものです。
 
 わかっていたことではありますが,今のところまだ欲しい成果は出ていません。3時間やって4人くらいです。それでも平日の3時間より濃くなるのだから,日曜のポテンシャルは高いと思います。そもそも人通りが段違いに多いですし。私が通っている地元の整骨院の先生も似たようなことを感じているようで「土日でもってるようなもの」と言っています。とりあえずかれこれひと月くらい日曜診療を続けてみて,ようやく常連さんに伝わります。「あ,日曜やってたのね。じゃあ予約する。」のように。きっとここから伸びてくるでしょう。望みが持てそうなので,日曜診療は継続することにします。
 
 と同時に,土曜の診療時間を延長しようと思います。現状9時~14時(休憩なし)でやってきていますが,毎週のように終わり近くに混みます。「待たない時間に行きたい」とのお問い合わせもありその都度時間外に来てもらうことも少なくなく,14時に終えることそのものがナンセンスだなと思うわけです。
 
 それに引き換え平日は大変にダメです。これを書いている水曜日,5時頃時点で悲しくなるような来患数…。休むとするなら土日ではなくこういう日ですよ。来る日はやる,来ない日は休む。一年やってようやくこんな基本的なことに気付きました。なので土日に厚みを持たせます。現在募集中の受付スタッフも土曜にお願いしたいと思っています。
 で,平日にお休みをいただきます。統計を取った結果,閉めても大して影響なさそうなのが水曜なので水曜休診にします。

 以上,そこそこ重要な連絡をさらっとしてみました。

クッキーを焼けば炭になる

 「クッキーを焼いてきた」
 普通に使われる言い方です。材料状態の薄力粉や卵やバターが然るべき処理をされた結果美味しく食べられる状態,つまりクッキーに加工されました。

 私が文学部の学生だった時,よく授業で一緒になっていた女性はよく薄力粉をクッキーに加工して持ってきました。きっと今頃は誇るべき日本の加工貿易に加担していることでしょう。私はずっと不思議に思っていました。週3ペースでクッキーを焼いてきてくれることにではなく,「クッキーを焼く」という言葉についてです。クッキーを焼いた場合は炭になるんじゃないのか。焼かれたのは薄力粉や卵やバターを混ぜた生地であってクッキーではない,なので正しくは「薄力粉や卵やバターを混ぜた生地を焼いてきた」になるわけです。持参物がクッキーであることを伝えたいのであれば「クッキーを作ってきた」と言わないといけません。

 これを本人に言ってしまうあたり,デリカシーの欠片もない19歳の冨島少年。しかし相手もさるもの。翌日から「薄力粉を加工してきた!」と言ってくるようになりました。怒って作って来るのを辞めたり,「クッキーを作ってきた」の方をチョイスしたりしないあたり,本当に面白い人でした。
 

 前置きの思い出話はこれくらいにしておいて,今日は「思考停止」のお話をします。日々の出来事に追われると,考えることはなるべく少なくしたくなります。すると特に取り扱う必要がないと判断したものについては決めつけて疑問に思うことがなくなってしまう。これを思考停止といいます。

 「こういうルールだから」「これが常識だから」と,ジャッジを人のせいにして動きを制限する人もいれば,「私はこういう人だから」と誰が決めたでもないはずの自身にまで何らかの縛りをする人もいます。そういう人はルールを破ったり常識外れのことをする心配こそ低いものの,自発性が損なわれがちです。かといって「自分は自分!ルールなんか知るか!」と好き勝手やろうとすれば常識によって煙たがられ,ルールによって潰されます。そこで必要なのは,ルールや常識の中にあってもそれを守りつつ利用し,変えてみようとする自発的な工夫,なんなら自分の考え方ごと変えてしまえる柔軟性なのだろうと思います。例のクッキーの人はそれがあったのだと思います。

 ただ,日頃生活する中で思考停止を忌み嫌っていちいち見直して肝心なものが疎かになってしまってはいけません。ただ,根を詰めすぎてしまったときに完全に余裕を失う前にこんな時間を持てても良いのではないかと思うわけです。

 クッキーの例のように,ふと使われる言葉に対して疑問を持つのも良いし,生活の中で当たり前のようにしていることを見直すのも良いと思います。私も最近,当院のベッド配置を大幅に変えましたが,思いのほか使いやすくなりました。そのうち診療時間もいじりだすかもしれません。良くするためなら何でも聖域なく変えます。
 緩やかに伸びてきたものの,まだ1人での運営でやっとの状態。スタッフなど頼める身ではないと決めつけていましたが,受付スタッフを募集してみてはどうかと言われるようになりました。それによって伸びる可能性も出てくるそうで。募集してすぐ来るわけではないですが,募ってみようと思います。これはまた他の記事で。。



6月の花嫁とブライダル戦略

 整骨院の運営をしている者としては,雨は厄介なお客さんです。あまり足繁く来てほしくないものです。来患(来てくれる患者さん,の略)が増えにくくなるからです。ざっくりとした集計ですが,当院は自転車を利用していらっしゃる患者さんが約3分の1をしめており,多少の雨ならまだしも今日のような風も強く多少ではない雨が降った場合はお会いできなくなります。一つ前の記事にも書いた通り,それを押して来てくれる患者さんは超VIP扱いになります。差別?違います。雨の日サービスです。

 ジューンブライド(6月の花嫁)という言葉があり,6月に結婚をしようとお考えになる方がたくさんいらっしゃるそうです。私も今月3件の結婚式を片付けr…祝うことになっています。未婚者の僻みというわけではありませんが,もう少しバラケてくれないかしら。ご祝儀がかさんで念願のバイクが遠のくではないか。3組とも2千円札15枚で対応してやろうと目論んでいます。あ,もちろんお祝いしたい気持ちで一杯ですよ!新たな船出を渾身のギャグで見送りたいと思います。敬礼。

 それはいいとして,このジューンブライドはもとはといえば西洋の考え方です。幾つか説がありますが,どれも割と信憑性があります。

 一つは,西洋の風習と気候です。昔ヨーロッパでは3月から5月にかけて農作業に勤しむため,一段落ついた6月に挙式をしやすくなる。また良い天気が続くのもあってさらに選ばれやすいというものです。綺麗に着飾る記念すべき日,そりゃあ,晴れている方がよろしいでしょう。日本とは気候事情が違い,6月はよく晴れるそうです。

 また,ペンテコステが6月にあることも理由にあがります。キリスト教では,十字架に掛かって死んだキリストは3日目に復活します。これがイースターです。で,その後しばらく弟子たちと過ごすのですが,単に生き返ったのではなく,また天に昇るわけです。で,その10日後にキリストの信徒たちに聖霊が降った。これを記念したのが聖霊降臨祭(ペンテコステ)です。聖霊が何なのかは…話がそれるのでこの辺で。

 私が一番気に入っているのが,ギリシャ神話に出てくるゼウスの妃のヘラにちなんだものという説です。ギリシャ神話の神さまたちはそれぞれ〇〇の守護神といわれ担当が振り分けられているのですが,このヘラというのは既婚女性の守護神で結婚と出産をつかさどっているのだそうです。ギリシャ神話では「ヘラ」ですが,神話がローマに持ち込まれてローマ神話として成立したときヘラと同じような仕事をする神さまは「ユノ」とされたそうです。このユノ,英語にするとJunoとなり,これが6月を表すJuneの素になった。だから守護神ユノ様の守ってもらえるように6月に結婚するってわけです。それならもし離婚してもユノ様の仕事が雑だったせいだと丸投げできますし。

 と,西洋では結婚を含む祝賀行事と6月は関りが持たれやすいようです。これに目をつけたのが日本のブライダル業界。日本で6月は高温多湿。とにかくジメジメして過ごしにくく,結婚式を挙げる人が少なく悩んでいたそうです。そこでこのジューンブライドを広告文句として打ち出し,顧客の獲得に乗り出し成功したわけです。
 
 ジューンブライド然り,バレンタインのチョコ然り,土用の丑の日然り,民衆はまんまと商売のテクニックに引っかかっているというわけです。もっとも祝福されるべきは花嫁などではなく,閑散期を繁忙期に転じる広告戦略を成功させた誰かさんかもしれません。


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