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千石 ウナギ整骨院のお知らせ

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【運営】患者さんからの言葉が意外過ぎた

みなさんこんにちは。
院長の冨島です。
ブログを開いていただきありがとうございます。
 
 
先日お話ししましたが、
指圧スタッフとして2ヵ月ちょっと在籍した竹澤さんですが、
 
体調不良によるお休みを申告してから気づけば2週間…
 
完全に来なくなりました
 
 
それに伴い、採用者の社長、お身体を貸してくださった患者さんたちに
事情の説明と謝罪をちょくちょくやっていました。
 
私の求心力のなさを悔やむばかりです。
この件では大人の方たちにも多くを教わりました。
 
 
その一つが身内。うちの社長でした。
多分違うのでしょうけれど、私が見ることを想定して書いたか?
とすら思いました。
 
(『職業倫理の違い?若い人がすぐ辞めるのはなぜ??』へのリンク)
 
ちょっと気が休まりました。と同時に課題もできます。
職業倫理が違う、ならばその異なる倫理観にもある程度寄り添えないといけませんから…
 
 
患者さんたちは本当に辛辣でした。
ほとんどから出てきたのは意外過ぎる言葉でした。
 
「よかった。これでトミちゃんがやってくれるんでしょ?」
「何を悔やむ?マイナスがゼロに戻っただけじゃん。」
「正直、あの子ならいらなかったでしょ?」
 
これは衝撃でした。
私はなんて窮屈な時間を彼に与えてしまっていたのだと思いました。
 
大した考えなしに、練習台を募集し、ご厚意に甘えて
竹澤さんに施術の一部をやらせました。
 
患者さんたち優しいから、その場は「いつもと違う感じでこれもいいね」と言ってくれます。
 
それを額面通りに受け取り、また施術を任せました。
 
すでに空気感が出来上がっているところに入る新人は本当にデリケートです。
新人にとって施術は本当にアウェーです。短い時間なら大丈夫…ではありません。
 
触っている患者さんが自分の施術にマイナスな感情を抱いているとき、
それは何となくでも感じることがあります。きついものです。
 
それをよく知っているはずの私が、大事に育てるべき新人を同じ目に遭わせてしまっていたのです。
 
ましてや「いつもと違う感じでこれもいいね」を聞いて、
「好感触だったじゃん!この調子でいこう!」と乗せるようなことを言いました。
追い込んでしまっていたんですね。

 
さらに診療後、「〇〇さん想定で練習しよう!」と
慣れない空間での3時間で心身ともに疲れたはずなのにさらに追い込みました。
 
 
「この院長、わかってくれないな」と思われても仕方ありません。
結果、心身は疲弊し、2週間近く経っても治らないほどの体調不良に追い込んでしまったわけです。
おそらく、彼はもう帰ってきてはくれないでしょう。

心も体もボロボロにさせた院に、誰が戻りたいと思いますか。
「辞めます」ということすら億劫でしょう。
そうさせたのは私です。彼に落ち度はありません。
 
 
今回、私は大事な戦力だった新人さんを自身の至らなさ故に手放してしまいました。
これを反省としてしっかり次の機会に生かしたいと、思います。
 
 
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。
 
 
(終)
 

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