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千石 ウナギ整骨院のお知らせ 2021年9月

【防災】台風の備え

 
 
2年前の10月に首都圏を含めた広い範囲を大きな台風が通過しました。
 
 
その力はすさまじく,多くの地域で被害がでてしまいました。
 
 
当整骨院は臨時休業とし,考え付く限りの準備を行いました。
それがこちらです。
 
 
             要塞状態
 

結果的には何の被害も受けずに翌日に再開できたのでよかったです。
 
 
今年も台風が迫ってきました。
10月1日(金)は関東に強い雨風が来るといわれています。
 
 
診療はスケジュール通りに行いたいと思っています。
受診される方はくれぐれもお気をつけてご来院ください。
 


 
【コレ書いた人】
千石ウナギ整骨院の冨島渉
 
 
小学校4年生のときのことです。
 
 
さかあがりができなかった私は
放課後に校庭の鉄棒で練習をする毎日でした。
 
夏の気配が迫るも,まだ少し肌寒い日
 
普段通り,二番目に低い鉄棒を確保し,
今日こそはと冷えた鉄棒に手をかけました。
 
その指の,第二関節あたりに
 
ぷにっ
 
という,鉄棒ではありえない感触をおぼえました。
 
 
 
その日を境に,私は虫が苦手になりました。

【治療】施術者が自身に行う腰痛治療

 
 
人様に施術を提供する日々を送る私たちにも,
身体に支障をきたすことがあります。
 
 
そして非常に恥ずかしいことに,
このたび私自身がやってしまいました。
 
 
 
休日前夜,帰宅後すぐに床にうつ伏せでゲームを始めました。
 
 
そしてそのまま寝落ちをし…
 
 
翌朝目をさますと,身体がバッキバキ。
特に腰は立ち上がるのにも一苦労する程痛みました。
 
 
「あーーー,やってしまった。」
 
 
当然の結果といえます。
 
 
もし帰宅後にすぐ入浴でもしていれば,
一日使った筋肉を休ませることが可能でした。
 
また,もし硬い床でなくソファかベッドであれば
ダメージを軽減できたでしょう。
 
そしてうつ伏せの姿勢で肘をついて,
眼や指を酷使するゲームをする。
 
 
腰には多大な負担がかかります。
 
 
完全に自滅ですが,それはそうと何とかしなくてはなりません。
休日はひたすらストレッチを行いました。
 
 
整骨院の人って,自分のケガとか自分で治せるからいいよね!

 
よく言われます。とんでもございません。
自分で自分にはほとんど何にもできません。よって…
 
 
こういうときは整骨院に行きます
 
 
ですがその日は日曜日。
近所に空いている院は一軒もありません。
 
 
こういうことがあると,
ウナギを日曜に開けたら助かる人いるんじゃないかと考えますが,それはやりません。
 
 
さて,自分なら患者さんにコレをやるという手法のうち,
自分で自分にできるわずかなことをピックアップして行い,
 
 
あとはもう湯治。
腰痛に効くと聞いたことがある草津温泉のもとを自宅の湯船に投入し,
簡易草津温泉様に身体を委ねます。
 
 
ヤマトタケルに発見されたと言い伝えられ,
狩りに疲れた源頼朝の屈強な身体を癒し,
徳川家康はその湯を城へ運ばせてまで入浴し,
「恋の病以外治せぬ病なし」とまで謳われた群馬の名湯…
 
 
どうかこの哀れな子鰻をお助けくだされ…!
 
 
 
 
 
………
 
 
……………………( ˘ω˘)スヤァ
 
 
………………
 
 
…………( ゚д゚)ハッ!
 
 
 
 
危うく眠ってしまいそうになりましたが,
ちょっとだけよくなりました。
 
簡易版とはいえ,湯は有効な手段です。
 
 
温泉でなくても,急性症状でなければ温めることが有効です
 
 
あとはひたすら緩いストレッチです。
 
 
状況によるので絶対とは言えませんが,
ちょっと動かしただけで激痛!というものでなければ
できる範囲での軽いストレッチ運動は良いと思います。
 
 
 
 
そして今日はお仕事の日。
 
 
腰痛を抱えたままの出勤で普通は不安なのでしょうが,
私の場合は違います。
 
 
院にたどり着きさえすれば,頼れる仲間たちがいます。
 
 
「スタッフいないじゃん。」
 
 
ええ。人はいません。
人はいませんが,アイテムの数々があります。
 
 
低周波治療器も,軟膏も,ホットパックもあります。
診療開始まで2時間…
 
 
総力戦です。
 
 
 
そして今。
 
 
コルセット付きですが,通常にできています。
 
 
ケアの力は大きいですが,予防が一番です。本当に。

 


【コレ書いた人】
千石ウナギ整骨院の冨島渉
 
食べ過ぎないことを目標に過ごした結果,
9月だけで体重が5キロ近く減っています。
 
ただ,ついやりすぎてしまう悪い癖があり,
一日の摂取量が1000キロカロリーを下回り
途中でガス欠気味になることもあります。
 
これはいけません。
 
食べなさ過ぎないことが目標に加わりました。

【2021年10月】千石院の診療スケジュール

2021年10月の診療スケジュールをお知らせいたします。

ようやくワクチン接種の予約がとれました…!
5日(火)の朝に受けて,午後診療やります。
で,翌日に休んで副反応に備える算段です。

そして,3週間後に同じことをする予定です。
ただ,2回目が26日になるかは決まっていないので
(仮)となっています。

よろしくお願いいたします。


【変化】この時期から傾向変わります

 
日没が早くなりました。
 
 
毎年,この時期からは
夜の時間の予約枠が空き気味になります。
 
 
家でゆっくりしたくなる時期なのかな?
などと勝手に考えています。
 
 
まったく根拠がないわけでもなく…
人間は日の光を浴びると活動をはじめ,
それがなくなると休眠するように
基本的にはできているそうです。
 
 
ただ現代は,皆が皆それに従って
生活するわけにはいかず,
夜に働いてくれる方がいるおかげで
社会が回っています。
 
 
本当に感謝しています。
 
 
というわけで,
 
 
毎年の感じですとだいたい18時くらいから
空き枠でてくるんじゃないかなと思います。
 
 
うちの院は施術者が1人なので
すべての枠が先着1名様のみになります。
 
 
お早めにご予約ください。
ネット予約ページはこちらです↓
 
 
 
【コレ書いた人】
千石ウナギ整骨院の冨島渉
 
 
コンビニで自賠責保険の手続きをやってみました。
思ったより簡単で驚きました。
 
 
本当にコンビニエンスです。
 
 
それはそうと,ファミリーマートの
スパイシーチキンが本当に好きです。
 
 
3食&週7でいけます。うそです。

【ダイエット】減りにくくなったときに...

運動をする
食事制限をする
サプリメントを飲む
EMSを使う などなど

 
世にはさまざまなダイエット方法があり,
続けられるもの,自分に合うものを探って
いろいろ試みたことがある方も多いと思います。

 
どんな方法を用いても,ある一定の成果が出たときに
突然うまくいかなくなってしまうことがあります…

 
 
ダイエットの成果をわかりやすく示してくれる数値の一つが体重です。
体重が減った = 痩せた と実感できるからです。

 
はじめはグングン落ちていくこともあります。
測るたびに下がっていく数値が面白くなり,
それがダイエットを続けるモチベーションになるでしょう。

 
ですが,ある程度下がったところで
急に数値の減り方が緩やかになり,
変わらないどころか増えてしまう日も出てきます。

 
思うような効果が感じられなくなるとつい,
今の方法に疑問を持ってしまいがちです。

 
ここまで順調に痩せさせてくれた方法が
信じられなくなり,やめてしまう。

 
そして元に戻ってしまう。

 
そういうときは大体,方法が悪いんじゃなく
効果が出る前に見切りをつけたことが問題となります。
 

 
そういう残念な失敗をしないために
ダイエットにも工程があることを知っておくのは
とても有意義なことだと思います。

 
 
ダイエット開始2週間くらいは面白いくらいに体重が減る。

 
これを経験した人は多いことと思います。
ですがその時,実際に何が減っているかを意識する人は
そう多くないのではないでしょうか?

 
ダイエット初期に
減っているのは水分といわれています。

 
身体は不要なものから棄てていきます。
まずはじめに余った水分が選ばれるわけです。

 
水分は全身の60パーセント程を占めます。
流動性の高い水はとても抜けやすく,
そのため結果として見えやすくなります。

 
余分な水分がむくみを生みます。
そのため,この段階ではむくみがよく取れます。

 
 
ダイエットというと脂肪を燃やすイメージを持つ方が多いと思いますが,
この段階では脂肪はそんなに影響を受けていません。

 
 
ダイエット第一段階で余分な水が抜け,
そのあとちょっと停滞したのちに脂肪の番が来ます。

 
ですがその間の停滞が,多くのダイエッターの心を折ります。

 
逆にここさえ乗り越えればダイエットの第二段階に入れます。
内臓脂肪を減らしていく段階です。

 
 
詳しい過ごし方や,食事のとり方,
運動のやり方や生活習慣の見直し方…

 
細かいことは調べれば調べるほど出てきます。

 
ですが何より大事なのは,
目に見える変化だけがダイエットの成果ではないことを理解し,
うまくいかないときにイライラしないで気長に取り組む
心のゆとりなのかなと思います。
 

 
かくいう私もただいまダイエット中です。
はじめて3週間。そろそろ停滞期です。
暴飲暴食に気を付けながら,のんきにやっていきたいところです。

 



【コレ書いた人】
千石ウナギ整骨院の冨島渉

 
明日9月22日(水)はお休みです。
自賠責の手続きして,院で使う消毒液とか買って,
バイクで市内一周旅行して…

 
余った時間でガンプラのパーツ磨きします。
そう,ガンプラはまずパーツをやすりで磨くんです。

 
ただ,これを始めるととても時間がかかります。

 
そのうちこの話も記事にしたいと思っています。

【お仕事】「忙しい」と「忙しそう」

施術もやって事務作業もやって,大変ね。
と励ましていただくことがあります。
 
確かにシンプルではないかもしれませんが,
それほど大したことではないんです。
 
高校で先生やってた時の方が大混乱していました。
 
学校の方が作業数が多かったのもあるかもしれませんが,
そういう話でもないかもしれません。
 
 
不思議なことに,分刻みで仕事をこなすほどの
本当に忙しい人ほど余裕そうに見えることが多々あります。
 
そしてそういう人の仕事ぶりはかっこいい!
 
逆に自ら忙しい感を出している人は
実際に忙しいのだろうけれど,なんというか
あんましかっこよく見えません。
 
(今回,語彙力小学生です…)
 
 
そこで,数年前にちょっと考えたわけです。
 
本当に忙しい   → 余裕そうにふるまえる
大して忙しくない → 無駄に忙しそうにふるまう
 
と,すると…!!
 
余裕そうにふるまう → 忙しくなれる
 
こともありえるのでは!!!
 
何言ってんだこいつ と言わないでください。
忙しくても余裕があるのは能力が高いからだ。
なんて言わないでください。
 
身も蓋もなくなります。
 
ただ,必要以上にあたふたするのをやめることで見えるものが増えてきて,
改善すべきところもわかってくるのではないか?
 
という考えは正しかったみたいです。
 
実際,多少忙しくなっても忙しがらないように
心がけ始めてから整骨院運営の調子も上がってきた気がします。
 
売り上げがどうこうというより,
患者さんとの向き合い方がかなり改善され,
整骨院の命といえるリピート率が大幅に伸びました。
 
患者さんとしても,余裕なさそうにしている人に診てもらうの嫌でしょうし…
 
なんて言ってますが,冒頭にある通り
「施術もやって事務作業もやって,大変ね」
と言ってもらっているうちはまだまだなんです。
忙しそうに見せちゃっているのだから。
 


 
【コレ書いた人】
千石ウナギ整骨院の冨島渉
 
『機動戦艦ナデシコ』というロボットアニメで
軽口を叩きながらついでのように敵を撃破する
エースパイロットの3人娘を見て驚愕する
敵の北辰六人衆のセリフが大好きです。
 
「気をつけろ,ヘラヘラしとるが,きゃつらは強い!」
 
余裕過ぎてヘラヘラしてるのか,
あえてヘラヘラして余裕を生み出しているのかはわかりませんが,
当時アレを観て心底「かっこいい…」と思いました。
 
 
ちなみに私は,エステバリスなら砲戦フレームが好きです。
撃たれることも想定した装甲。
 
砲撃特化はこうあるべきです。デュナメスは無謀です。
でもシールドビットがあるなら話は別です。

【9月4週】診療スケジュールについて

2021年9月20日(月)は敬老の日
       23日(木)は秋分の日
 
いずれも祝日です。
 
祝日は原則休診としている千石ウナギ整骨院ですが,
 
今回は両日とも9時~12時半/15時~17時で
 
診療を行います。
 
そしてその代休として22日(水)にお休みさせていただきます。
 
つまり…
 

19日(日) 休診
 
20日(月) 17時まで
 
21日(火) 通常診療
 
22日(水) 休診
 
23日(木) 17時まで
 
24日(金) 通常診療
 
25日(土) 通常診療
 
 
となります。
 
ややこしくなってしまい申し訳ありませんが,
 
よろしくお願いいたします。
 
 
ネット予約ページ(https://airrsv.net/sengokuunagi/calendar)では
 
2週間先までの事前予約が可能です。ご活用ください。
 

【心配無用】仕事ですべきたった一つの努力を放棄しても大丈夫!

2年前,記事で私は「仕事の中から面白さを発掘する努力」こそが
 
仕事をするうえで必要なたった一つのことだ!
 
 


楽しくないと続かない。でも楽しいだけでは仕事にならない。
 
生きていく上で外すことのできないこととはいえ
 
仕事がつらくて死にたくなるほど思い詰めてしまう人がいるのも事実で,
 
そういう人が置き去りにならずに楽しく生きていくには
 
楽しくないことの中に楽しさを見つける努力だけを楽しんでみよう!
 
という考えからこう書いてみました。
 
 
本当は楽しいことだけやっていければ一番ですが,
 
それにはそれができるだけの力もしくは発想が必要で
 
それがないうちに楽しいことだけやるというと
 
現実味が欠けてしまいます。
 
 
もし楽しみを見つける努力をもつらければ,
 
そこを離れる選択も決して悪いことではありません。
 
何とかなるものです!
 
 
といった内容です。
 

 
さて,終わりの見えないコロナ禍。
 
 
「会社に行かず自宅で仕事しよう」
 
「会議はリモートで行おう」
 
「イベントは配信で行われます」
 
 
これが当たり前になる時が来ようとは思いもしませんでした。
 
お仕事の在り方についての考え方が大幅に変わったという話も
 
よく聞かせてもらいます。
 
転職や離職をしたという方も少なくありません。
 
 
働く人を選び,使う側だった会社が見捨てられて
 
より従業員のための運営もできるところが選ばれたり,
 
なんならそういう仕事を自分で始めてみる人もいたり,
 
 
コロナ禍は確かに多くの人の生命や健康や楽しみを奪いました。
 
ですが同時に,働く人からしがらみを取り外して
 
自由を掴むきっかけを与えた側面もあります。
 
 
もし今,何かに行き詰っていたら,
 
一度全部コロナのせいにして,考えることそのものを
 
全部放棄してみたらいかがでしょう。
 
 
自由な動きを制限していた何かが見えて,
 
それが実は大したものではなかったことに
 
気づけるかもしれません。
 



【コレ書いた人】
千石ウナギ整骨院の冨島渉
 
 
頭の運動の一環で小説を書いています。
 
文章能力がないのでだいたい読み返すと
 
( ゚Д゚)?←こんな顔になります。
 
書いては消して書いては消して,
 
残すことは絶対にしません。
 
私に何かあったとき,誰かの目に留まったら大変なので。

【集客】美味しいのに流行らない店

生姜焼きが非常に美味しくて足繁く通った店があります。
 
 
30代くらいの若い店主がやっているお店で,
定食屋感が薄く,なんならカフェといっても疑われなさそうな雰囲気でした。
 
 
照りのある褐色をした豚ロース。
 
タレが染みこむ絶妙な厚み。
 
細胞をつぶさない切断面は店主の技術の証。
 
おかわり無料の白米は生姜焼きを受けきるための標準装備。
 
生姜,醤油,酒,みりんの黄金比が生む完璧な味付け。
 
 
噛めば噛むほど芳醇な香りと旨味に支配されていきます…
 
 
素晴らしい一皿でしたが,お店はいつ行っても空いていました。
 
 
流行らなかったのでしょうか,開店から何年もしないうちに姿を消してしまいました。
美味しかっただけに本当に残念です。
 
 
どれほど内容が良くても,お店はお客さんを入れられないと継続できません。
一部の人の絶大な評価があっても広がらないければ力になりません。
 
 
自分がこうしてお店(?)を運営する身になってみて3年ちょっとになりますが,
あの定食屋のことがちょくちょく思い出されます。
 
 
ありがたいことに,当整骨院の運営は毎週のように受診してくれるリピーターさんでもっています。
 
 
ちゃんと聞いたことはありませんが,
そういった患者さんからは前向きな評価をいただけているのだと思っています。
あの定食屋さんにとっての私です。
 
 
ですが,運営をキープ,そして発展させていくには…?
何か大きく違う手を打つ必要があるのは確かです。
 
 
その大きく違う手というわけではないのですが,10月から一部変化を加えます。
 
 
 
ちなみに,その定食屋さんは移転しただけでした。
 


【コレ書いた人】
千石ウナギ整骨院の冨島渉
 
ピザトーストが好きです。
ピザより好きです。
 
朝食のほとんどはピザトーストです。

すがこれがなかなか高カロリー。
 
月初にカロリー抑制作戦を始めてから控えていますが,
そろそろ禁断症状が出そうです。

【一考】血を吐きながら続ける悲しいマラソン

昔の特撮番組『ウルトラセブン』でこんな話がありました。
 
 
 
度重なる侵略者との戦いのために防衛軍は遂に
惑星もろとも破壊できる威力を持つ兵器を開発します。
 
 
それを他の惑星に撃ち込んで威力を試す使用実験をしようという場面で
ウルトラセブンである青年モロボシ・ダンは兵器の危険性を指摘します。
 
 
「地球を守るためなら何をしてもよいのですか」と。
 
 
しかし軍は聞きません。彼らの考えはこうです。
 
 
「今の我々の力では守り切れないような
強大な侵略者が現れた時のために超兵器が必要なのだ。
もし侵略者がそれを上回るものであれば,
我々はまた更に上をいく超兵器を作ればよい。」
 
 
それに対し,ダンはつぶやきます。
 
 
「それは,血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ。」
 
 
 
  ~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
 
 
終わりが見えないものほど怖いものはないかもしれません。
 
 
怪獣が出てきて街が壊されるわけではありませんが,
退治の方法が定まらないウイルスに翻弄される今の状態は
ときに怖い考え方を人の中に住まわせているように思います。
 
 
・人によって意識の差が見られる感染対策
・明確な方針が示されない政府の動向
・なかなか進まないワクチン接種 など
 
 
うまくいかない!と苛立ち,
どうなるんだろう…と不安になり,
 
 
自分の心を平常に保つために
それを何かで発散したくなる人もいるでしょう。
 
 
カラオケをする,美味しいものを食べに行く,
遊園地で騒ぐ,旅行をする・・・etc
 
 
しかし平時ならできていた手段が軒並み
やろうと思えばできるけれどやるとひんしゅくを買うもの
になってしまいました。
 
 
悪事なわけでないのにやると叩かれる。なら叩いているのはだれか?
 
 
それは,自分の心を平常に保つための発散の手段が
「他人を叩くこと」な人たちかもしれません。
 
 
しかも我慢が美徳になりやすい日本の習慣にウイルス問題が乗っかり,
錦の御旗を掲げたかのように嬉々として,
時には過ぎた言葉で人を叩く。
 
 
彼らが悪いと言いたいわけではありません。
終わりの見えないものへの漠然とした恐怖が
彼らをそうさせている面もあるとは思います。
 
 
ただこういうときこそ,
 
 
今自分のやろうとしている行動,言おうとしている言葉が,
本当に正しいことなのか?
誰かを不用意に傷つけないか?
未来の自分のためになるのか?
 
 
ちょっと立ち止まって
発散とは異なる方法をのんびり考えながら
心だけでも平穏になりたいものです。
 
 
せかせかと働くことが好ましいとされていたはずの世界で
珍しく今,動かないことが奨励されているのだから。
 


【コレ書いた人】
千石ウナギ整骨院の冨島渉
 
冒頭の話,特撮ファンからしたら
ベッタベタのベタな話をしてしまった感じです。
 
「終わりがない」ことに対して
「進めていく」ではなく「止まってみる」ことを
すすめてみたいがために引き合いに出してしまいました。
 
ちなみに私は,ギエロン星獣の顔が苦手です。

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