HOME > 千石 ウナギ整骨院のお知らせ > アーカイブ > 2022年1月

千石 ウナギ整骨院のお知らせ 2022年1月

【受診】問診票をご記入ください

 
初めて受診される患者さまには
問診表のご記入をお願いしております。
 
ご来院いただいてからでもご記入いただけますが,
あらかじめご記入のうえでいらしていただけると
よりスムーズに治療を始められます。
 
こちらに掲載いたしますので,ぜひご利用ください。
画像をプリントアウトし,ご記入の上
ご予約の日時にご持参ください。


【記事】ブログを書く難しさ

 
こういう広範囲にさらされる記事を出すのは
賭けみたいなものかもしれません。
 
気軽に書いたことでも想定外の反響,
いわゆる〝炎上〟をすることがあります。
 
有名人が書いたものだとなおさらです。
 
 
このページの読者などは多くても20人が
良いところでしょうから
そんな心配要らないかもしれませんが,
 
気分を害する人がなるべく出ないように
注意して書きたいなとは思っています。
 
とはいえ…
人の数だけ考え方や感じ方があるので,
 
「あ…配慮が足りなかったか…」
 
という反省はしょっちゅうです。
 
もう随分前ですが,
院の近くのラーメン屋さんが
めちゃくちゃおいしかった!
という記事を書いてみたところ
 
「今,塩分控えないといけなくて
好きなラーメンを我慢しているのに!!」
 
と怒られてしまったことがあります。
 
こういうときに,
「んなこと知るか!嫌なら見るな!」
と言ってしまえる胆力が私にあれば良いのですが,
 
「確かにそれはきついね」と思い,それ以降,
食レポじみた記事を全く書かなくなりました。
 
 
この流れで行くと,
大好きなプレーリードッグの記事を書けば
「農地が荒らされて大変なんだぞ!」
 
カジキマグロの記事を書けば
「私の親はカジキのくちばしに刺されたのよ!」
 
ダイコンの記事を書けば
「誰が大根足だおいこら!」

遊戯王の記事を書けば
「私の弟はあなたのデュエルを見に行って死んだ!」
 
そもそも,それを〝炎上〟と称した日には
「これが炎上だって言うのか?正当な意見だぞ!」
と叱られるでしょう。決してオーバーではありません。
 
一部の人には大ウケしても,
また別の一部の人からは嫌がられる。
気を付けすぎるくらいで丁度良いのでしょう。

 
発信は本当に難しいです。
実際,怖すぎてTwitterは辞めちゃいました。
 
このブログはTwitterほど人目につかないので
今のところ頑張って続けようと思っています。
 
 
ただ,攻撃的になるのは本当にダメですね…
昔の自分の記事みると,ちょくちょくやらかしています。
 
これは本当に反省です。
昔の見ないでくださいね?ね?
 


 
【コレ書いた人】
千石ウナギ整骨院の冨島渉
 
自宅の風呂釜洗浄をしました。
 
洗剤でゴシゴシする湯舟の掃除ではなく,
追い炊き機能を使うときにお湯が通る
手が届かない配管の部分です。
 
追い炊きの仕組みは
湯船の中のお湯を吸い込んで温めて
再び湯船に戻すというものです。
 
すでに人が入った湯舟のお湯が通るため
どれだけ身体を洗ってから入っても
皮脂やら入浴剤やらが入り込んでしまいます。
 
配管内に汚れを残すと雑菌が増えて
お湯の質が段々悪くなってしまうので,
 
ときどきお掃除をすると良いとのことです。
 
 
やりかたは簡単。
追い炊きの穴より5センチくらい上に
水位が来るように蛇口から出した水を貯めます。
 
で,洗浄剤を水に溶かし,
追い炊き機能を作動させます。
 
すると洗浄剤が溶けた水が配管内を
ぐるぐる循環し,勝手にお掃除してくれます。
 
適当な時間をそのまま放置します。
洗浄剤によって放置時間が異なります。
 
で,お湯を抜き,再度水を貯めて
追い炊き機能を作動させます。
これはすすぎのためです。
 
1つ穴か2つ穴かで異なりますが,
こまめにやるのが良いそうです。

【集客】整骨院と情報誌

 
駅やコンビニで見かける
エリアごとにお店を紹介する情報冊子に
あなたの院を載せませんか?
 
というお誘いを受けるたびに
どうしたものかと考えます。
 
今はいいんです。
この手の誘いに乗るかどうかの判断は
社長にお願いすれば良いので。
 
ですがこの先いつか来るであろう独り立ちの後は
自分で判断しないといけません。
 
集客目的の情報冊子と治療院、
特に資金にきつめの制限がある小規模院との
相性はどうか?
今回はそんなお話です。
 
 
やるやらない別として、勉強の一環で
集客関係の営業さんとはよくお会いします。
 
コロナの影響でしょう、
飛び込みでの来院はほとんどなくなり、
事前に電話やメールでお話ししてから
実際にお会いしてみようという、
 
マッチングアプリみたいな会い方が増えました。
 
偉そうなこと言うようですが、
この段階で結構選んでいます。
 
感じ悪そうだな、まくし立ててきそうだな、
と思ったらその時点でお断りしてしまいます。
 
特に、
「院長先生でよろしかったですか?」
みたいに、言葉が間違っている人の場合は
スタートラインにすら立っていないので
そのまま受話器を置きます。
 
なかなか引かない場合、
「こちらの時間が割かれるので、
診療時間内なら自費治療の料金がかかります。
休憩中なら時間外料金もかかりますが…」
と言うと諦めてくれます。
 
それでも来たい!と言ってきたらどうしましょうね。ないと思いますが。
 
 
さて、集客関係の営業の話です。
 
最近は整骨院も理美容院やサロンと一緒に
美容系のお店紹介の冊子に載せられることが
多くなっています。
 
整骨院の在り方としてそれはどうか?の話は
また別の機会にするとして、
 
間口が広がる点はアリだと思います。
こちらとしても新規開拓のチャンスが得られ、
患者さんも選択肢が増えます
 
近くを通る人だけに気づいてもらえる院。
というのが現状ですし、冊子への掲載は
決して悪い話ではありません。
 
ただ、こういった冊子への掲載は
軒並み高額…!!
 
ページの隅に小さく載せるだけで4万円くらい
かかってしまうこともあります。
 
もしそれで売り上げが5万円伸びます!という話なら、
いったんお金をかけずに1万円伸ばす努力をしてみたい
と思ってしまいます。
 
 
広告にお金をかけるのは大事。
これは確かにそうなのでしょう。ですが、
 
小規模院なら
遠方まで撒かれる情報冊子だけを見て
お試しで来る人を一時的に増やすより、
地域に根付いて信頼を得ていく努力の方が
先かな…と思います。
 
 
それと同時に、私のこんな狭い考え方が
うちの院が伸びない原因の一つになっている
とも思います。
 


 
【コレ書いた人】
千石ウナギ整骨院の冨島渉
 
文学部にいたときに使っていた万年筆を
再び使いはじめました。
 
15年近く眠らせてしまっていたので、
案の定はじめはダメダメです。
インクは固まり、吸い取りも機能しません。
 
ですが、ここからが万年筆の凄いところ。
分解してぬるま湯に浸けると…
 
 
当時お付き合いしていた女性から贈られた
インクとともに想い出が容器を満たします。
 
などと感傷に耽ること数秒。
さて、これが万年筆の復活の兆し。
 
溶け出したインクをさっさと流し、
同じ作業を何度も繰り返します。
色が溶け出さなくなったら完了。
 
再び組み立て、これでOK。
また使えます。
 
目を覚ました万年筆。
中を満たすはあの日の続き、
ピーコックブルーの染料インク。
 
 
まだ残ってたからね。もったいない。

【2022年2月】千石院の診療スケジュール

 
2022年2月の診療日程をお知らせいたします。
ご確認よろしくお願いいたします。
 
16日(水)は休診させていただきます。
11日(金・祝)および23日(水・祝)は17時までの短縮日程となります。

 

【Q&A】肩甲骨はがしの話

Q 肩がバキバキに凝っていたので
  〝肩甲骨はがし〟のお店に行ったら
  4万円する6回分の回数券を買わされました。
  6回行きましたが,正直変わった気がしません。
  他の院に行こうと思っているのですが,
  ウナギでは肩甲骨はがしを幾らでやってますか?
 
という質問が寄せられました。
今回はそれについてお答えします。
 
 
私もその「肩甲骨はがし」という手技については
ちょくちょく耳にしますし,調べることもあります。
 
この言葉を生み出した人の
ネーミングセンスには感心するばかりです。
 
きっと命名者は,文字通りに身体から
肩甲骨を引っぺがそうなんて思ってはいません。
 
常に肩甲骨まわりにのしかかる重さを
取り除く手技の総称を一言でイメージするなら…
というつもりで命名したのだと思います。
 
 
その目的でやる施術は,通常の施術の中で
デフォルトでやっています。
 
お取りいただいた枠の時間内で
腰がつらければ腰に,肩がつらければ肩に,
より多くの時間を割きます。
 
〝肩甲骨はがし〟と銘打たれたメニューは
設けられていません。
頂戴する料金は施術時間によります。
 
肩こりの解消ですと保険適用にするのは
難しいため 自由診療 となります。
 
千石ウナギ整骨院での自由診療は
30分 3000円
45分 4000円
60分 5000円
(初診・初診扱いは+1000円)
とさせていただいております。
 
60分を6回やると31000円…
もし質問者さんが通ったお店が
1回60分だとしたら,ウナギは9000円お得ですかね。
 
ただ…確かに料金は気になると思いますが,
何より大事なのはその施術が質問者さんの
肩こり解消につながるかどうかです。
 
 
よかったらウナギを受診してみてください。
ひょっとしたら手助けできるかもしれません。

受診の際は
事前予約をお願いしております。
↓ネット予約はこちらです↓
 
 
中身を少し紹介しておきますと,
肩こりで受診された患者さんにはいつも,
まず上半身と下半身,右と左,前と後ろ,など
いくつかの方面から不均衡を確認します。
 
なんともない人はほとんどいません。
で,その不均衡を治すために患部にかかわらず
アプローチしていきます。
 
肩こりでも腰や脚を施術することがあります。
なのでそこそこお時間をいただきます。
 
当日の症状によっては保険適用にできるものが
あるかもしれませんので,
保険証のご用意もお願いします。
 


【コレ書いた人】
千石ウナギ整骨院の冨島渉
 
マクドナルドのフライドポテトが
再びお休みになりました。
 
もともとひと月に一回も行ってなかったのに
なくなると聞くと無性に気になる。
 
そんなこともあります。
 
ただ,Lサイズがあるうちに駆け込もうとか
Sをたくさん買おうとかいう気にもならず,
 
スーパーで売ってる安い冷凍ポテトを買って
自分で揚げて食べることが多くなりました。
 
2000円の小型フライヤー,大活躍です。
 
「おいお前,ダイエットはどうした?」
 
と言われそうですね。問題ありません。
 
幅広い年齢層から支持されている
ある著名人が提唱する理論によると
カロリーは熱に弱く,
110℃以上の油で揚げると消滅します。
 
なのでフライドポテトはカロリーゼロです。

【臍ヘルニア】治療の思い出⑧(終)

 
前回:治療の思い出⑦はこちら
 
初回:治療の思い出①はこちら
 
 
限度額適用認定証」というものがあります。
 
全国健康保険組合が発行しているもので,
手術・入院など,高額になってしまいがちな医療費を
軽減してくれるものです。
 
入院のはじめに窓口に出せばお支払い額が
限度額までになります。
 
もしその時に認定証がお手元になくても,
後から申請することで限度額を超えた分を
払い戻してもらえます。
 
申請は割と簡単なものです。
そして申請すれば1週間ちょいで認定証が郵送されます。
 
詳細はこちらのホームページをご覧になってください。
 
 
私は入院の際,これを活用しました。
その結果,事前に11万円ほどかかると聞いていた入院費が
6万円を下回る額で済みました。
 
 
緊急入院とかでもない限りは
入院までひと月近くの猶予が生じることがあります。
 
その期間にこの手続きを済ませておいてしまうことをおすすめします
 
あと,入っている各種保険から書類ももらっておくとよいです。
私は2つ入っており,だいぶ助けられました。
 
 
以上で,臍ヘルニア治療についてのお話は終わります。
 
先日の術後診察で完了宣言をもらい,
美人の外科医の先生とも一旦お別れです。
めちゃくちゃタイプでした。ちょっと残念です。
 
ですが竈門炭治郎はこう言っていました。
「俺を手助けしてくれたアオイさんはもう俺の一部だから」
 
…これ,この場合で私が言うと気持ち悪いな…
 
ただ,太ると縫った糸が弾け飛ぶ心配があるそうです。
これはもう,激太りしてまた会いに行くしかありません。
今後も気を付けなくてはなりません。

おわり


 
【コレ書いた人】
千石ウナギ整骨院の冨島渉
 
院のパソコンの「BackSpace」キーが取れました。
あと「N」もガタガタしています。
 
取れちゃっても使えるには使えるのですが…
 
ガンプラの要領で直せないかな…?

【臍ヘルニア】治療の思い出⑦

 
前回:治療の思い出⑥はこちら
 
初回:治療の思い出①はこちら
 
前回の記事で手術の完了まで書きました。
その続きです。
 

 
本当に,麻酔は偉大だと思います。
手術をしてもらう身は寝ていればいいのですから。
 
お医者さんに身体を預けて,
直してもらった状態で返却される。
 
その間,意識がないので
故障したゲーム機を修理に出したのと
同じような気分です。
 
 
などと思っていましたが,それも麻酔が切れるまで。
 
切ったのは臍まわりの皮膚だけですが,
腹直筋全体に痛みが走ります。
 
「あー、これだったか。」
 
前日に奥のベッドの患者さんが呻いていた理由がわかりました。
これは確かになかなか痛い。
 
とはいえ,これは動こうとした場合です。
 
腹筋に余分な力が入らないポジショニングを探れば
ある程度は軽減できます。
 
ベッドの上でもぞもぞしながらようやく見つけたポーズは,
 
ちょっとだけ腰が曲がっている状態です。
 
ただそれはベッドごと曲がってくれている場合なので,
そういうベッドがないとできません。
 
 
当日の晩,トイレにも自力で行けるようになるので
もよおしたときは立ち上がって歩かないとならず,
終わった後はまたベッドに寝なおします。
 
その都度,そこそこ痛みます。
 
 
しかし,普段から整骨院で何人かの看護師さんと
お話しして苦労話を聞いていた私は
 
「私の症状ごときで彼女たちに迷惑かけるわけにはいかない!」
 
という気持ちで入院に臨んでいました。
目標はずばり,
 
ノーナースコール!!
 
ナースコールを一度も押さず,最小限の手数で退院しようと考えていました。
 
 
とはいえ,さすがに痛くなくはない。
 
そういうときの対処法はたった一つ。
寝てしまうことです。
 
のび太くん並みに眠れる自分の体質に
これほど感謝したことはありません。
 
 
執刀してくれた美人のお医者さんの話によると,
 
もともとは穴の開いた腹筋に対して
“あて布”の要領でメッシュを置いて穴を塞ぐ
という手術計画だったのですが,
 
開けてみたら想定より穴が小さかったため
より負担の少ない“縫合”をしてくれたとのこと。
 
もし計画通りにメッシュをあてる手術だったら
今こうして通常にお仕事できていなかったかもしれません。
 
本当にありがたいことです。
 
 
翌日の朝に退院。
痛みがなくなっているわけではありません。
動けばそれなりに痛いですが退院です。
 
私は知りました。
 
退院=完治した ではないんですね。
退院=病院でやることは完了
ということなんですね。
 
 
もちろん,激痛が残っていて歩けない!
という患者さんを無理やり追い出すことは
ないとは思います。
 
私の場合,痛いといっても
歩けと言われればゆっくりでも歩けます。
 
高校生の時に「古河マラ」という51キロの
マラソン大会がありましたが,
その翌日に起きた全身の筋肉痛に近いものです。
 
手続きについての説明を聞いたのち
変な歩き方で病棟をあとにし,窓口へ。
 
 
事前に,この入院には10~11万円の
費用がかかると聞いていましたが,
 
実際,ここで言われた額は6万円を下回りました。
 
 
一体何が起きたのか。次,最終回です。
 


【コレ書いた人】
千石ウナギ整骨院の冨島渉
 
コンビニや本屋で売られている
パズルの冊子をよく買います。
 
大体あのような冊子には懸賞があり,
パズルの難易度によって景品の価値も上がります。
 
簡単なものは大抵500円分クオカード。
これは100名様くらいの大人数枠です。
 
難しいものだとニンテンドースイッチや
布団掃除機などの高価なものがありますが,
多くても4名様くらいの狭き門です。
 
発行された直後に買ってじっくりやれば
余裕をもって全問を解くことも可能です。
 
で,その解答を付属のハガキに書き,
切手を貼り,出版社へ送る。
 
私はたまーに,500円分クオカードが当たります。

【臍ヘルニア】治療の思い出⑥

 
前回:治療の思い出⑤はこちら
 
初回:治療の思い出①はこちら
 
 
 
「へそをちょっと切って縫うだけなのに??」
 
と思う方もいるかもしれませんが,
全身麻酔を使用する手術は内容にかかわらず
前日の夜から一切の飲食が禁止になります。
 
術中は自動的に呼吸を促す機器が使われます。
その際に胃に物があるとそれが逆流して
窒息や誤嚥性肺炎の原因になり危険なので
一定時間しっかり空けて胃を空にします。
 
手術の時間によっては半日以上
飲まず食わずになります。
 
食べないのはさておき,
水分補給できないのはしんどいなぁ…
 
と思うかもしれません。私もそれ思っていました。
 
ところが,点滴で水分は入れてもらえるので,
全然のどが乾きません。
もし乾いたら,飲まないように気を付けて
うがいをすればいいそうです。
 
減量で水を抜いている途中のボクサーも採っている方法だとか。
 
空腹がつらいという人もいるそうですが,
私はあっさり眠ってしまったので大丈夫でした。
 
結局,翌日のお昼14時に手術に呼ばれるまでの
ほとんどの時間を眠って過ごしていました。
 
気が付いたら,奥の患者さんが変わっていました。
寝ているうちに退院していたようです。
 
 
ガラガラと点滴を下げて手術室まで歩いていきます。
 
で,美人の執刀医さんに挨拶して元気よく手術台に乗ります。
 
つくづく思います。
病気しちゃったわけではないから,患者感ないなぁ…
 
フリーザの宇宙船でベジータが回復に使っていたような
酸素マスク(?)を着けてもらい,
 
左手の甲から追加で点滴を2本くらいさされます。
ここから麻酔が入るそうです。
 
てっきり,クロロホルムみたいなのを
口から入れられると思ってましたが全然違いました。
 
眠らせる=口にクロロホルム
 
と思っていた私は名探偵コナンの読みすぎです。
 
 
通常,覚醒状態から睡眠状態に移るときは
思考がだんだん鈍っていきます。
いろいろ考えてしまっていると眠れなくなります。
 
しかし麻酔が注入されている場合は全く異なり,
めちゃくちゃいろいろなことを考えていても
そのまま眠りに落ちます。
 
機器の音なのかどうかわかりませんでしたが,
耳にキーンをいう音が入っているのを感じました。
 
乗っている飛行機が離陸していくときの感覚が近いでしょうか。
 
 
私はあとでブログに書きたかったので
先生たちに迷惑をかけない範囲で観察する気でいたのですが,
なんかあっさり眠ってしまいました。
 
 
よく,気が付いたときは病室…といいますが,
 
まず意識が戻った時点で行われるのは呼吸器の取り外しです。
これは手術室で行われます。
 
なので,手術室で始めに意識を戻されます。
ですがそこで再び意識が朦朧とし,
 
夢うつつのままただベッドごと運ばれるを感じ,
目を開ける気にならないまま病室に戻り,
 
せーの,よっこらせ! …と移され…
 
スタッフさんが何かを言い残し去っていくのに対し
なんとなく返事をし,また寝ました。寝すぎです。
 
スタッフさんがあえて話しかけるということは,
本来ならしっかり覚醒して受け答えできる状態なのかもしれません。
 
多分,単純に私が寝坊助だったのでしょう。

 
14時半くらいに始まった手術は2時間くらいかかり,
多分17時ちょいに病室に戻り,また眠り,
 
18時半くらいに運ばれてきたお食事で目を覚まし,
赤魚の煮つけを行儀悪く寝ながらおいしくいただきました。
 
深刻さが全くない,食っちゃ寝の生活。
 
「心配して損した!と言われそうだな…」
 
と,天井を見ながらヘラヘラしていました。
 
 
これからキツイ時間が始まるとも知らずに…
 
 
 
つづく
 


 
【コレ書いた人】
千石ウナギ整骨院の冨島渉
 
東京では久しぶりに雪が積もりました。
3年前に買ったスコップ,ようやく出番です。
 
けっこうな人数が予約日時を変更したので
今日は実に暇です。
 
院の周辺の路が凍り付いて危ないことにならないように
雪が柔らかいうちに少しでも対処しておきたいところです。

【臍ヘルニア】治療の思い出⑤

 
前回:治療の思い出④はこちら
 
初回:治療の思い出①はこちら
 
 
臍ヘルニアの手術そのものは
2時間くらいで完了するそうです。
 
内臓を切ったりするわけではなく,
ヘソを中心にして皮膚のみタテに3センチくらい切り,
そこから見える範囲だけで手術をしてもらいます。
 
なので患者に入る傷は皮膚の切開&縫合のみです。
 
そう聞くと大したものではないと思うかもしれません。
 
実際私は,その日に行ってその日に帰って,
なんなら翌々日くらいから仕事できるんじゃないかななどと
軽く考えていました。
 
 
ですがいざ蓋を開けてみると…

・前日から様子を見てもらえる安心感
・術後,思った以上にある機能制限

といった,前日に入る理由がよくわかりました。
 
 
12月13日(月)のお昼前に入院受付を済ませ,
まもなく病室に通されました。
 
4人の大部屋の,入ってすぐ右のベッド。
 
ちょうどお昼時だったのもあり,
持参していた寝間着に着替える間もなく
いきなりお食事が来ました。
 
温かいハンバーグ(゚Д゚)!
 
病院食は冷たくて不味いと聞いていましたが,
全然そんなことありません。
 
ちゃんと美味しくいただける定食です。
 
写真撮っておこうかとも思いましたが,
病室には寝ている患者さんもいるのでやめておきました。
 
禁止されているわけではありませんが,多分マナーです。
 
 
その日は時々説明に来てくれる病院スタッフさんの
説明を聞く以外にやることがありません。
 
合法的にずっと寝ていられます。
 
入院前,たくさんの患者さんから言われていた,
「せっかくだからゆっくり休んできなよ」を
実践するときです。
 
昼から泥のように眠りました。
 
 
 
……
 
………
 
ガラガラガラガラ
 
「○○さん,ベッドに移しますよ。せーの。」
 
 
どうやら,私が寝ている間に奥のベッドの患者さんが
手術を受けて帰ってきたようです。
 
そしてさらに1時間くらいし,時刻は18時。
 
入院後2回目のお食事をいただいていると,
奥から患者さんと看護師さんの会話が聞こえてきます。
 
 
「いかがですかー?」
 
「やっぱ,切ったヘソあたりが痛いです。」
 
「直後ですからね。つらかったら呼んでください。」
 
 
また少しして,執刀医と思しき先生がやってきて
 
「いかがですかー?」
 
「やっぱ,切ったヘソあたりが痛いです。」
 
おへその下,腹筋の奥にメッシュが入っているので
違和感が多少あると思いますが,じきに慣れます。
痛みも引いていきますよ。
 
 
…へそ…?メッシュ…?
 
なんという偶然。奥の患者さん,たぶん同じ手術です。
ということは,あれが私の明日の姿です。
 
 
夜。
 
奥から聞こえてきます。
 
「あああああ…っつぅぅぅぅ…あああああ…」
 
ピンポーン
 
「どうしましたー?」
 
「いたいです」
 
 
(゚Д゚)!
 
え。そんなにいたいの??
 
私,明日同じの受けるんだけど!?
今回の目標,ノーナースコールなんだけど!?
 
 
※普段ウナギで看護さんの愚痴いっぱい聞いてるため,
 迷惑をかけない模範患者になって一切印象に残らないで
 退院することを目標にしていました。
 
 
奥からのうめき声はその後も続き,
私は新種のASMRを聞きながら眠りに落ちました。
 
 
『カラコン通販の…クイーンアイズがお届けする…
プリTV…はじまるよー…
今日は…うめき声を…やっていこうと思います…』
 
・・・zzz
 
 
つづく
 


 
【コレ書いた人】
千石ウナギ整骨院の冨島渉
 
あけましておめでとうございます。
 
2022年の診療をこうして
穏やかに迎えることができて
大変ありがたく思っております。
 
今年は1日から診療をやってみました。
 
開けておけばそれなりに使ってもらえるようです。
 
ですが予約の形をとることで
かえって患者さんが動きにくくなる側面もありました。
 
お正月って急な来客とかもありますし。
 
次回はもうちょっと考えてみようと思います。
 

1

« 2021年12月 | メインページ | アーカイブ | 2022年2月 »