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千石 ウナギ整骨院のお知らせ

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トークが苦手な仲間へ

看板は毎朝書いています。基本的には時事ネタを書こうと思っていますが,ネガティブなことや意見が分かれること,政治や宗教がらみのことは避けています。
学校帰りの小学生さんも立ち止まって読んでくれることが多いので,あまり品がないことも書けません。

最近は時事ネタの収穫が乏しいので貯金の切り崩しになってます。で,今日はお日さまの話になりました。
ここに書かれていることは,院内でもよく話されていることです。先日のバレンタインの日はヴァンアレン帯の話が半分,夜の買い込みの話が半分でした。

基本がネクラな私は対話が苦手です。舌足らずでよく噛みますし。文書だと割と饒舌になるのですが・・・。
ここでの仕事で一番苦労するのは問診だったりします。なるべくバレないように頑張ってますが。笑

なので問診から患者さんを笑わせてリラックスさせ,治療と同時に雑談で盛り上げ,笑顔で帰ってもらっている先輩が化け物に見えました。で,いざマネをしようとすると下手で仕方ない。
忘れもしません。私が一番初めに患者さんにふった雑談は「セミの抜け殻」についてです。いや,別に抜け殻に罪はなく,やり方によっては面白いものになるのかもしれませんが,抜け殻が落ちてました。。。で終わったわけですから。我ながら,なんだそのチョイスは!と言いたくもなります。

環境が人を変えるとは言ったもので,最近は当時ほどの大暴投はしなくなりました。黙ったまま治療を終えることもなくなりました。(患者さんが寝ちゃった場合は除きます)
というのも,困ったら身体の話をすればいいわけで。そもそも患者さんは身体を良くしにいらしているわけなので,毎日のように来てくれる患者さんならともかく症状が変わるに十分な日数が開いている場合はそこから入るべきでしょう。

当院にはカウンセラーを目指す人や現役のカウンセラーさんも来てくれます。その場合はほとんど私が聞き手に回ります。先代院長の頃からの患者さんには手技の受け具合を聞いています。施術の提供側だからといって発信側に徹しなくてはならないわけではありませんから。大事なのは,聞かせてもらった話をしっかり覚えていてその次の回に同じことを話させないようにすることでしょうか。こいつ聞いてなかったんだなと思われたら信用なくしてしまいますから。

こういうとき,教師やっててよかったなと思います。いろんな話を助走なしで振って来る生徒ばかり相手していたのがここで生きました。できるかどうかはさておき,やってみるものです。

トークが苦手,何を話してよいかわからない,間違うのが怖い,自信がない・・・全部,よくわかります。私も同じです。
自分から何かを発信しないといけないなどとわざわざ自らハードルを上げずに,喋れる人,喋りたい人に喋ってもらいましょう。案外「そうなんですか!?」だけでも会話がもちます。





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