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千石 ウナギ整骨院のお知らせ

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【脅威】正しく恐れましょうⅢ

新型コロナウイルス感染症が流行っていようといまいと
身体の免疫力を向上させることは大事です。

「これがコロナに効く!」なんて食材は今のところ
見つかっていないので,普段から身体に入れておくべき栄養と,
それが効率よく摂取できる食べ物や食べ方を少しお話しできたらと思います。

なお,今回のアドバイザーは管理栄養士をやっている友人の根本さんです。
 



『免疫力とはなにか?』

実は免疫力という言葉そのものがあいまいで,
免疫力を明確な数字で表す方法や基準もありません。

高いも低いもない,というのが事実です。

「免疫力…たったの5か…ゴミめ…」

というようなサイヤ人みたいなセリフは成立しません。

ただ「免疫」というものには明確にこのような定義があります。

・人の体に本来備わっている自然治癒力。
・体の中の自分とは異なる異物を認識し排除する力。

身体に入った異物をきちんと排除できる身体が免疫力がある身体,といえるでしょう。

以上のことから今回は,
異物を排除する機能を手助けする食事=免疫力を上げる食事
という前提で進めていきます。
 


『免疫力を上げる食材と食べ方』

① 第一関門にビタミンA

体内に侵入する細菌やウイルスがまず通る場所である
皮膚や粘膜(鼻や喉)は重要な防衛拠点です。

ここを強化する栄養素はビタミンAです。

ビタミンAが多く含まれる食材をざっと挙げると
ニンジン」「のり」「豚肉」そして「ウナギ」などでしょうか。
他にも色々ありますので調べてみると面白いです。

なお,ビタミンAは脂溶性ビタミンといって,
油と一緒に食べることで上手に摂取することができます。

またニンジンに含まれるβカロテンには
眼精疲労を和らげる効果もあります。

例えば,豚肉ニンジンを一緒に炒めることで
フライパンの中で豚肉の油が溶けてニンジンにからみ
ちょうどよい塩梅(あんばい)になります。

…ちょっと具が足りないですね。そこで…

② ミクロの戦士を援護するビタミンC&E

フライパンにはニンジン豚肉…ちょっと緑が欲しいですかね。
そこで,ブロッコリーなんかいかがでしょう。

ブロッコリーやオレンジ果汁などに含まれるビタミンCは,
体内で侵入者と戦う役目を持つ白血球やリンパ球に力を与えます。

さらに,細胞と細胞をつなぐコラーゲンの合成にも使われるため,
適した量を摂取することで防御力が上がります。

そしてブロッコリーやナッツなどに含まれるビタミンEには
身体の酸化を防ぐ「抗酸化作用」を手助けする作用があります。

「抗酸化作用」って何?という質問もあると思いますが,
コレ話し出すとブログ1回分書くことになりそうなのでまたの機会に。

ざっくり言うと,抗酸化作用をつけることで抵抗力を上げます。

フライパンには今,
豚肉/ニンジン/ブロッコリー

そこに,血液をサラサラにする成分である「硫化アリル」を含んだ
玉ねぎやニンニク(少量)を加えてみたら更に効果的&美味しいものになります。

③ 身体の疲れを吹き飛ばすビタミンB群

すでに紹介した豚肉やウナギにも含まれていますが,
ビタミンB群には肉体疲労や倦怠感,ストレスなどからの回復を促す効果があります。

今回紹介しているメニューに玄米&あさりの味噌汁を加えてみたらいかがでしょう。
 
※ビタミンは体内で作ることができず,食べ物から取り入れるしかありません。
 ですが,摂りすぎも毒です。適量を食べましょう!


今回はとりあえずこんな感じです。

生活の中で欠かせない「食事」は健康づくりの重要項目です。

「緊急事態宣言」「ロックダウン」といった不安から
売り場からカップ麺が大量に買われているそうです。
 
ですが,せっかく外出自粛でたっぷり時間があるんです。
お料理を楽しんでみたらいかがでしょう?


こんな感じの記事でよければ,また書いていきます。
 
あれ,私の仕事ってなんだっけ…
あ,一応「正しく恐れましょう」シリーズはもう一つあります。
次は,運動について書こうかなと思っています。

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