千石 ウナギ整骨院のお知らせ

【治療】運動部での痛み~整骨院がパートナーに~

『運動部での痛み』の4話です。
このシリーズはいったん最終回です。

もくじ
1 いかに根気よく探すか
2 柔軟性の優先順位
3 整骨院はパートナーになる

では,よろしくお願いします。

 1 いかに根気よく探すか 
 
スポーツでのケガを治していくためには何よりも先に,
「どのようなときに」「どこで」痛むかの把握が必要です。
 
それがわかったら次に,それが「なぜなのか」を探ります。
ストレス(筋肉の緊張)かかる過程を,患部にこだわらず
さまざまな関節の動きを見ながら,身体の連動を把握し,
必要ならば修正を試みます。
 
同じ競技,同じ種目のケガでもその原因はそれぞれです。
そのためこのスポーツのケガならこれでOK!といった
治療方法があるわけではありません。
 
把握→修正→確認→また修正→また確認…
 
といった試行錯誤の連続になります。
 
1回や2回の通院で改善が見られないとつい他の治療院で
診てもらおうかと考えてしまいがちですが,
点々とするよりかは,根気よく頑張ってくれる院で
一緒に症状に挑んだ方が良い結果に辿り着くこともあります。
 
これはスポーツに限らず,です。



 2 柔軟性の優先順位 
 
部活をやる中高生の大きな悩みの一つは時間がないことです。
 
学校の勉強もおろそかにできないけれども部活が終わって
帰宅したら頃には巨大な睡魔がまぶたを襲う。
 
そんな中高生の日々に,さらにストレッチの習慣をなどと
平気で言ってのけるサイコ柔整師である私ですが,
 
最近は少しだけ人の心を取り戻したのでストレッチに
優先順位をつけています。
 
短い時間で全身の柔軟性を改善することは難しいです。
そこで当整骨院では,股関節と肩甲骨に絞っての可動域
トレーニングをすすめています。
 
それだけでもさまざまな競技のパフォーマンスが楽に
なると思います。
 
そして大事なことは,
得意なところではなく苦手なところに時間をかけることです。
 
よく動くところは楽だし気分も良いものです。しかし
そこばかりやっていてはバランスを欠いて逆効果です。
 
つらく感じるところこそ,成長の起爆剤になると思って
時間をかけて柔軟性を育てていきましょう。



 3 整骨院はパートナーになる 
 
整形外科と整(接)骨院,どちらに行くべき?
という質問をよくお受けします。

どっちがマルでどっちがバツということはありません。
すごくざっくり説明しますと,

整形外科は
症状を診断してくれます。レントゲンも撮ってくれます。
薬の処方もしてくれます。手術もします。
お医者さんがいます。

整(接)骨院は
症状を聞き,手技や電気などで改善を目指します。
ストレッチなどもやります。
柔道整復師がいます。
ちなみに整骨院と接骨院は同じです。


院によりますが,整骨院は整形外科と比べて
比較的待ち時間が短いです。

まめに通うことになった場合,
待ち時間を含め治療にかかる時間はなるべく
短い方が良いかもしれません。

なんなら「どちらに行ったらいい?」という
お問合せにもおこたえします。

お気軽にご利用ください。





【コレ書いてる人】
千石ウナギ整骨院にいるおじさん 冨島渉

目玉焼きは白身を先に食べつくし,
外壁を失った無防備の黄身を丸呑みします。

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