千石 ウナギ整骨院のお知らせ

【治療】運動部での痛み~休みたくないとき~

「運動部での痛み」シリーズの第3話です。
1話と2話との連続ではないので気軽にここから
読んでいただいて大丈夫です。
が,以前のも読んでいただけたら小躍りします。

本日の記事のもくじ
1 フォームチェンジで改善
2 関節の可動域を見直す
 

 1 フォームチェンジで改善 

ちょっと昔話をします。
中高生のとき水泳部にいた私はちょくちょく腰の痛みに
困らされていました。
それを顧問の先生に話したところ,

「ほらな。だから肩と脚を使えと言ってるだろう?」

と言われ,休ませてもらうことなくフォーム改善を目指す

地獄の日々を送ることになりました。
休んでポケモンやる計画が台無しです。

つい最近まで「あの脳筋スポ根モジャモジャ頭のビール腹が
思っていましたが,

最終的には痛みが出なくなりタイムが伸びたのでひょっとしたら
あれは名指導だったのではないかと考え直しています。

ポイントは腰の負担を減らすために肩と脚を使えと指導されたことです。

私が担当していたバタフライは,
息継ぎ時に上半身を水面より上に持ち上げる性質上,
他の泳法と比べて腰の負担が大きくなりがちです。


そのため一度腰を痛めると息継ぎのたびに腰が痛い!
顧問の先生が言うにはそれは背筋にばかり頼るからとのこと…


水泳に限らず,スポーツに限らず,ほとんどの動作は
一つの関節の動きのみでなされるものではなく
多くの関係なさそうな関節の連動によって起こされます。

他の部位の稼働を見直すことで解決の道が見えるかもしれません。
しかしそのためには…




 2 関節の可動域を見直す 

で,いざフォームを変えようとしても,また壁にぶち当たります。
思うようには動けません。

それもそのはず,普段から使っていない箇所が
十分な柔軟性を持っているハズがありません。

柔軟性を欠いた箇所を動かそうとすると,どうしても
筋肉の力に頼ることになります。いわば力任せ。

そして,筋力に頼った動きには割と手前に限界があり,
早々にパフォーマンスの低下を迎えることになります。

さらに,無理に使った箇所の筋肉に張りが出てきます。
先述の私の例なら胸板が馬鹿みたいに厚くなりました。
そうやってできた筋肉の張りは動きずらさを生みます。
トランクスがセルに負けたのも多分これが原因です。

柔軟性抜きで筋力を用いてもパフォーマンスは下がります。
だから柔軟が大事というわけです。

限定した箇所に負担が集中するのを防ぐために
一見関係なさそうな箇所のストレッチも丁寧に行いましょう。

ついでに宣伝しますと,
当整骨院では500円でじっくりストレッチやってます。
ストレッチだけの利用もOKです。




今回は,スポーツを休むことなく継続しながら改善を目指す
という前提で話をしています。

スポーツで起きる痛みの多くは「使い過ぎ」で起きると
されがちです。その先には「休息のすすめ」が待っています。
「使い方」そのものを見直すことで「休息」ではない道も
開けてきます。

この話,もうちょっと続きます。
また次回にお会いしましょう・・・






【コレ書いている人
千石ウナギ整骨院の「今のところ院長
 冨島渉

柔道やってるの?と言われる身体してますが
元水泳部。一応全国行ってます。
水から上がったらポンコツです。

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