千石 ウナギ整骨院のお知らせ

よろしかったでしょうか

東日本大震災の発生から8年が経ちました。
この日になると思い出す,と言われるようになりました。これは言い換えればこの日にならないと思い出さなくなってしまっているということで,多くの人の心が次へ向かえているということと言える。あるコメンテーターがそう言っていました。
しかし,大事な人や場所を実際に失ってしまっている人が「思い出さない日はないとお話になってるのを見ると,状況による温度差は感じます。致し方ないことかもしれませんが。

内閣府から,お願いという形で「東日本大震災から8年となる3月11日(月)午後2時46分に、それぞれの場所において黙とうをお願いいたします。」との提示がありました。多くの方がその通りにしたかもしれません。
私もそのつもりでしたが,その寸前に電話が鳴りました。患者さんからかもしれないと出てみると残念ながら営業。しかも「ウナギ整骨院さんでよろしかったでしょうか?」と,テレアポの資質を疑うレベルの言葉遣い。私は思いました。こいつはきっと何も考えてないなと。
「よろしかったでしょうかの時点ですでに全くよろしくない。こういう営業電話は次によほど良い掴み文句を投げてこない限りは聞かないようにしています。結局聞かなかったわけですが,内閣府からのお願いに従うことができませんでした。電話相手よ,誰かは知らぬが罪は重いぞ。

こんなことを言うと人格を疑われそうで怖いですね。
なので一応,補足しておきましょう。私も震災で友を亡くしています。3.11であろうとなかろうと思い出します。今日はただの今日,元気に生きる義務がある今日でしかありません。たまたま3月11日だって話です。

前半部分で疑問符が浮かんだ方,こんな補足でよろしかったでしょうか

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