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千石 ウナギ整骨院のお知らせ

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【運営】施術デビューとマニュアル

前回の記事では、こんなことをお話ししました。
 
施術スタッフとして採用した新しいスタッフに
どのタイミングで施術デビューしてもらうか?
 
運営者が独りよがりな判断をするのはよくないように思います。
 
 
今回はその続きで、
マニュアルの在り方についてのお話です。
 
ありがたいことにこのたび若い力を貸してもらえるようになりました。

しかし仕事の任せ方がわからず、マニュアルも作ってこなかったため
どうしたものかとなっています。

こうなったのも、人と働くのが下手な人が院長やっちゃったせいであり、
規模の大きな会社や、仕組みがしっかりしている会社では
ありえない拙さがこの記事では連発で露出します。
 

新しく治療院で働くことになったスタッフに
既存のスタッフが伝えるべきものは…
 
患者さんの触り方の他に、
施術中のトークの仕方、
リピートの促し方、
症状の説明の仕方、
施術の方針の伝え方、
 
ちょっと挙げてみただけでも数多くあります。
 
これをろくに教えずに
「さあ、やってみたまえ。」ではいかんのです。
 
とはいえ、小規模、少人数でどうにか回している院では
つきっきりで練習に付き合ったり教えたりする時間が
取りにくいのが実際です。
 
一時問題になっていた
修行と称した長時間の残業
も避けるべきです。
 
となると、既存のスタッフが直接手を出すことなく
新しいスタッフにお仕事を伝える必要があり、
その助けになるようなマニュアルを整えることが急務になってきます。
 
「マニュアル人間」という言葉が聞かれるようになって久しく、
自分の考えで動けない人を揶揄する傾向にあります。
 
私もあまり良い印象を持っていませんでしたが、
今になってマニュアル不在の現状と、
カッコつけて作ってこなかった過去を恨んでいます。
 
使う使わないは別として、作っておくべきでした。
 
 
再びうちの経営者の記事の模倣ですが、
 
雑務にしても治療にしても、
なんなら施術中のトークにしても
 
地図の存在は大きな安心感になります。
 
そのうえで創意工夫がある人は
伸びしろがあるといえるかもしれませんし、
 
その創意工夫の仕方にも地図があれば
作為的に伸びしろを持たせることも可能になります。
 
2022.6.2 神楽坂ウナギ整骨院ブログより着想
きちんとした形式にしないととか、
明文化しないといけないとか、
 
いざ作るとなると難しく考えて作業は進まなくなりがちです。
 
殴り書きみたいな雑なものからちまちまと育てていき、
 
スタッフさんが育っちゃって
マニュアルなんかいらなくなる頃に
ようやく第一版が完成する。
 
うちではこんな感じになりそうです。
スタッフさんに向けてのマニュアルを
スタッフさんと作っていく。
 
なんじゃそりゃとは思いますが、
これはこれで効果があったらいいな。

(終)

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