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千石 ウナギ整骨院のお知らせ

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【年の瀬】目標設定のお話

 
いろいろあった2021年もあとわずか。
 
皆さまにとって「楽しかった!」と
思える一年であったことを願うばかりです。
 
 
この時期になるとよく,
 
「来年こそは!」
 
と次の一年に向けて目標を考える方もいらっしゃるかと思います。
 
・試験に合格する
・大会で優勝する
・マラソンを完走する
・素敵な恋人をつくる
・収入を増やす
・海外旅行をする などなど
 
どんな目標も素敵なもので,達成できてもできなくても,
たとえ途中で忘れてしまっていても,また年末には
 
「こんなこと考えてから一年経つのかぁ」と
笑って思い起こせるだけで幸せなことです。
 
 
そのうえで…
今回は目標の立て方について考えてみようと思います。
 
 


中学生のとき担任の先生に教わったことがあります。それは
 
自分の努力次第でできて,基準が明確なものにしなさい」
というものです。
 
例えば,「〇〇先輩と付き合いたい!」は相手次第の要素が強い。
 
〇〇先輩が誰を好きになるかは〇〇先輩の自由で,
そんな他力本願なものを目標にしたところで
どこかで必ず頑張り方自体がわからなくなる。
 
もちろん,〇〇先輩と付き合いたいと思うこと自体は
決して悪いことではない。
 
ただ,それをそのまま目標として設定すると
それは「目標」ではなく「願い」止まりになる。
 
それなら極端な話,
「黒魔術を覚えて〇〇先輩の気持ちを自分のものにする」
のほうがまだ目標として上等だ。
 
肝心なのは自分が何をどう頑張りたいかを明確にすること。
 
まず,〇〇先輩がどんな人が好きかを知ろう。
するとある程度の指針ができる。
 
もしスポーツができる人が好きなら?
→体育を頑張ろう。
 明確な記録測定がある体育は目標を立てやすい。
 100メートルを何秒で走る。走り幅跳びを何cm跳ぶ。
 身体能力の向上は見た目に大きく関係する。
 
もし家庭的な人が好きなら?
→家庭科を頑張ろう。
 明確な記録こそないが,できる人とできない人の差が
 目に見えて出やすい。
 料理でも手芸でも,それは大きなアドバンテージになる。
 大人になると
男女問わず強力なセールスポイントになる。
 
〇〇先輩に近づけるかはわからないが,
ただ付き合いたいと思っているだけより数歩も前進。
それは自信に繋がり,先輩と話せることも増える。
 
 
当時中学生の私はこの話が妙にスッと入っていくのを感じました。
 
水泳部だったのですが,その瞬間に目標が
「福田君に勝つ」から「〇〇秒を切る」に変わりました。
 
…結局,福田君には最後まで勝てなかったのですが…ね…笑
 


 
抽象的な目標がダメとは思いません。
先生もきっと,中学生が抱く目標なら明確なほうがいい
という考えだったと思います。
 
私も今の第一目標は「健康に過ごす」ですし。
実にざっくりしています。
でも,それに加えて「懸垂20回!」もあります。
 
明確な目標が一つあるだけで,ちょっと変わるかもしれません。
設定してみて損はないかもしれませんね。
 


 
【コレ書いた人】
千石ウナギ整骨院の冨島渉
 
年末を迎え,うちの院も
よくある「一年間ありがとう」メッセージの一つも
貼り出してみようかと考えましたが,
 
こういうのって形骸化しているから
出しても出さなくてもさして問題にはならず,
 
「皆様のおかげで無事に新年を…」
などと仰々しくメッセージで出すのは
9割がた私の自己満足になりそうなのでやりません。
 
年末年始の整骨院に対する関心は
「やっているかやっていないか」くらいでしょうし。
 
ただ,こうして今回もここで患者さんたちと
「よいお年を」を言い合えることは
私にとっては本当にありがたいことです。
 
一年間,誠にありがとうございました。
2022年もよろしくお願いいたします。

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