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千石 ウナギ整骨院のお知らせ

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【熱中症】なってみたらよくわかった!

いやぁ,油断しました。
本当に動けなくなります。危ないです。

熱中症。




あっしの家にゃあ,エアコンなんて
ハイカラなものはありゃーしやせん。

暑い日なんかはもっぱら水まき。
軒先に水を撒いてやり,
手ぬぐい濡らして首に巻いときゃあ
どうにかなるってもんよ!



ちょっとした事情がありまして,
私の自宅にはエアコンがありません。
いつも扇風機と冷風扇でどうにか
凌いできました。

ですが先日の土曜日は少々勝手が違いました。
特別忙しかったとかではなかったのですが,
帰宅の段階で少しだけ身体の力が抜ける感じが
していました。

「まぁ,もともと肩に力が入りやすいタチだし,
少しくらい抜けてた方がいいだろ。」

などと,安易に流していました。

夜。その日は深夜になっても室温が30℃を
下回らず,暑さで眠りにくくなりました。

ペットのハムスターが弱らないよう,
水を入れて凍らせたペットボトルを
マメに入れかえ,一匹ずつ砂浴びをさせ,
豆腐をちぎって食べさせ…

そんなことをしているうちに時刻は3時。
さて,自分も水風呂にでも入って身体を冷やすか…

と立ち上がろうとしたとき,

視界がグラッと揺れました。
「お,なんだなんだ。地震か?随分急だな。
揺れるなら揺れるって言ってくれ。」

などと呑気にしている場合じゃない。
なんと目の前に床が。

「ああ,これはアレだ。まずいやつだ。」
 

どうにか起き上がり,冷蔵庫からポ〇リを取り出し
ゆっくり水分補給。とたんに全身からブワッと
汗が噴き出し,身体から力が抜け,頭痛まで始まりました。

まさに,お手本のような華麗な熱中症です。

熱中症…暑い環境に長時間いることで,体内の熱や水分量を調節する機能が乱れた状態。頭痛や吐き気,虚脱感,意識障害などさまざまな症状が起き,死亡に至るケースもある大変危険なもの。



とりあえずこの記事を書けているので
私は死んでません。残念でした。笑

それはどうでもいいとして,
熱中症について簡単にまとめます。

あらましは先述の通りですが,
その程度は3段階に分けられます。

[Ⅰ度(軽度)]
・身体の冷却機能の一つである発汗が激しくなります。
・発汗で大量の水分を失い,脳への血流供給が足りなくなったことでめまい失神たちくらみが起きます。
・発汗で大量の塩分を失い,それを必要とする筋肉が硬直して,脚をつった時のような痛みが起きます。

[Ⅱ度(中度)]
頭痛吐き気虚脱感倦怠感などの脱水によるさまざま症状が起きます。

[Ⅲ度(重度)]
・外に熱を放出することもできなくなり,身体に熱がたまり高体温となります。40度を超すこともあります。
・脳の温度が上がり,中枢神経に支障をきたすことで意識障害けいれん運動障害などの症状が起きます。死に至ることもあります。
今回,私が経験したのは大体Ⅱ度ってところでしょうか。
けっこう危なかったんですね!

どの口でソレ言ってんだとのツッコミを頂きそうですが,
まだ軽度だから大丈夫!などと思わず,
少しでも変だなと感じたら水分を補給し,身体を冷やし,
今やっている作業を中断して休んでください。

すでにあちこちで言われていることですが,
今年は真夏にも関わらずマスクを着用する機会が多い,
非常にイレギュラーな状態です。

気を付けて,元気に夏を乗り切りましょう!


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