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千石 ウナギ整骨院のお知らせ

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【雑談】基本を極める

「スペシウム光線」をご存知でしょうか。


50年ほど前の特撮番組「ウルトラマン」で
主役である正義の巨人ウルトラマンが
腕を十字に交差させて発射する光線技です。

今回のお話はこの「スペシウム光線」について詳しく…
ではなく,この光線が教えてくれる
基礎の重要さについてです。




初代ウルトラマンの必殺技は先述の通り
スペシウム光線です。
この技で数多くの敵を粉砕してきました。

ですがこの技,設定上では
威力の低い基礎中の基礎の技なのです。

初代ウルトラマンが地球を去った後も
似たような姿の人たちが次々にやってきました。

そして彼らの多くが作中で使用する必殺技は
スペシウム光線とは異なるものです。

なら彼らはスペシウム光線を使えないのかというと
違うのです。使えます。
実戦向きでないので使わないだけなのです。




彼らの出身である「光の国」の戦士はまず初めに
光線技の基礎としてスペシウム光線を習得します。

そして各々研鑽を積んだのち,自身で独特の技を
作っていくことになります。
つまり,スペシウム光線は初心者向けの技。
Bボタン押せば誰でも簡単に出せるような技なのです。

それを初代ウルトラマンはメインウェポンとして
使っていました。それはなぜか。

決して相手を舐めていたわけでも
未熟なまま地球へ来ちゃったわけでもなく,

基本技を必殺技のレベルにまで磨きあげたからなのです。




実はこれ,後追いで付け加えられた設定です。
「ウルトラマン」放映時は製作サイドがシリーズ化することを
考えていたわけではなく,スペシウム光線にも基礎技だなどという
不名誉な設定もありません。

後から加えられた設定だとしても,
これはなかなかに教育的なものだと私は気に入っています。

基本だからこそ忠実に。
簡単なことでも極めることで強力なコンテンツになる。

仕事でもなんでも
つい新しい手法や派手な技に目が行くこともありますが,

初代ウルトラマンのように基本に忠実なスタイルが
かえってうまくいくこともあるかもしれませんね。

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