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千石 ウナギ整骨院のお知らせ

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マラソンと国家試験

昨日の東京マラソン,雨でしたね。走者として参加した人も運営スタッフとして参加した人も大変でした。お疲れさまでした。
こういうことは本来昨日のうちに言うことなのですが,しっかりお身体を温めて伸ばして,筋肉痛を防いでください。(もう遅い!)
当院の患者さんにも出場した方がいらっしゃいます。夜に,走ったあとのケアにいらっしゃると思うので治療頑張ろうと思います。

ここ10年くらい走った記憶がない今となってはマラソンなんてとんでもない話ですが,高校生のときまではちゃんと走っていました。
私の出身校である埼玉県立浦和高校という男子校では毎年秋にマラソンが行われます。浦和の学校を出たあと,岩槻→白岡→久喜→幸手→栗橋 と,各関門に定められた制限時間を突破し古河まで完走すれば計52キロ程になります。なお,関門に引っかかるとそこでリタイア。そこから帰宅となります。イベントそのものは古河マラと呼ばれますがこれを言ってよいのは古河まで完走した者で,30キロ地点の久喜で止められてしまうと久喜マラと呼ばれ茶化されます。(私の在学当時は,の話です)

「それなら適当にちんたら歩いて岩槻で止まって帰れば楽じゃない」と思う方もいるかもしれません。わかります。その場合は浦高は向いてないかもしれません。
「走りが苦手な子だっているんだから」と思う方もいるかもしれません。わかります。私も徒競走は万年ビリでした。3年とも「古河マラ」ができたのは単に意地でした。両親に「古河で待ってると言われたものだから久喜でも栗橋でも終われなかっただけです。

現代とは合わない考えが一部あるかもしれませんが,並走してくれる仲間,追い抜くとしてもその際に軽く肩を叩いてくれる仲間に加え,もし途中でやめれば茶化してくれる仲間というのは良いものです。頑張らなかったものは次に頑張るために茶化されるというステップは必要です。「茶化す」と「貶す」は全く違うのですから。

ものによりますが,人にもよりますが,「得意/苦手」と「できる/できない」は別問題なんですね。
「得意」で「できた」は「やっぱすげーな!」
「得意」で「できなかった」は「何やってんだよ!」
「苦手」で「できなかった」は「次だ!次!」
「苦手」で「できた」は「よくやった!」

「やらない」を選ばない限りは全て前向きな言葉を受けるに値する結果を手にできます。
これはマラソンに限らず,試験でも仕事でも趣味でも同じことが言えるのかもしれません。


東京マラソンと同じ日,私たち柔道整復師の資格を取るための国家試験が行われていました。私の知っている人も何人か受験しました。
結果は月末までわからないのですが,前向きな言葉のみ用意しておきたいと思います。ちゃんと受けに行っていたら,の話ですが。



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