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千石 ウナギ整骨院のお知らせ

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寒の戻りに気を付けたい2つのこと

花粉症が猛威をふるい,桜の開花宣言も行われ,いよいよ春がやってきたといえます。
寒さの厳しかった冬は終わり,これからはしばらくポカポカと暖かい日が続く・・・と思いきや,実際そうではありません。

「寒の戻り」という言葉がある通り,どうもこの時期は安定しません。突如冬のような寒さが帰ってきます。冬物はもう押し入れに押し込んでしまった!という人もいるのではないでしょうか。残念でした。私は今回ばかりは,全部出しっぱなしにしていた自分のズボラさに感謝しました。

さて,再び寒くなるということで,冬に気を付けていたことも再び気を付けなくてはなりません。今日はその中から2つだけピックアップしてお話します。

①急激な温度変化を防ぐ
いわゆるヒートショックです。血液には酸素や二酸化炭素,栄養の運搬の他に体温調節の役割もあります。身体の内外の温度によってその幅を変えて,熱交換を行います。寒いときは血管を縮めて体内温度が外に出ていかないように守ります。逆に暑いときは拡がり,しきりに体内温度を外の放出しようとします。血管の幅が変われば当然,中を通る血液の量や圧も変わります。広ければそれだけ強い圧で血液を送る必要があり,狭ければ圧を抑えねばなりません。切り替えを誤って狭い血管に強い圧で血液を送り出したら破裂の危険があります。お風呂やトイレなどを使う場合は特に気を付けましょう。脱衣所を暖めておく,お風呂の温度を高くし過ぎない,トイレへは上着を羽織って行く,など温度変化を最小限に抑えることでリスクを下げることができます。

②熱がこもるタイプの靴下を履いたまま寝ない
寒いとなかなか寝付けないし,翌朝起きたときに足が冷えているとこむら返りを起こしそうで怖い。そんな人の中には靴下を履いて寝る人も多いのではないでしょうか。確かに足を温めてくれる靴下は気持ちがよいものかもしれません。ですが意外と長い睡眠中の時間,足は汗をかきます。その時素足であれば熱の逃げ場があり,必要以上に汗をかくことはありません。しかし足に密着する靴下を履いていると,熱がこもり更に汗をかく。そしてそれを吸った靴下は湿り,かえって足を冷やすことになってしまうという分析結果があります。睡眠時の靴下が全面的に悪いというわけではなく,水分の発散が良いものや通気性のよいものを選ぶことで,より良い睡眠をとることができます。


今日は街の雰囲気は閑散としています。みなさんお花見にでも行ってしまったのでしょうか。
寒い日こそ,血流を良くすることが大切です。ご来院,お待ちしております。


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